今週宇部店にピュアディオブランドのオリジナルスピーカーケーブル・PSTが大量入荷しました。
このケーブルは100メートルロールを20巻専用ロットで生産していて、1回の生産で2キロメートルを一括買い入れとなります。
年に2回生産で4キロメートルの生産ですが、2年前に需要が増えて年3回の生産となりました。
ただし同じ物を3回生産にした訳ではなく,パワーアンプ部から音信号を取り出すのは渋滞の全ての音域を伝送するフルレンジタイプを使い・・
グローブボックス下のピュアコンへ送り、そこから純正のドアスピーカーに送る配線までもフルレンジタイプで送ります。
変更になったのはピュアコンからピーラーの根元まで送るツイーター用ケーブルで、ここは高音域しか通さないのでフルレンジの必要がなくて、高音域を重視した構造のPSTケーブルを新たに使用して、販売価格が同じながら音質アップが可能になりました。
その代わり20ロールのツイーター用の在庫が別に必要となり、一時的に4キロの生産を行い、フルレンジタイプの方が使用量が多いので今回追加で生産したのです。
ツイーターに合わせたケーブルを別に生産する様になった背景には、3年前にJBLがPシリーズの25ミリ外ドームの生産をやめてしまい、ベーシックパッケージ用のツイーターが無くなり、代わりのMSシリーズのツイーターは25ミリ内ドームタイプで、「JBLはなぜ外ドームを内ドームに変えたのだろう?」と思っていたら、フォーカル製のOEM生産品になっていて、それまでアンチフォーカルの外ドーム支持者だったのが販売する物が無くなってしまいました。
JBL製の外ドームはあるものの19ミリで、これではこれまでの25ミリサイズの音は表現出来ず、そこで現在販売しているピュアディオブランドのATXー25ツイーターを使用する事となりました。
ただJBLからいきなりオリジナルブランドだとインパクトが弱いので、そこでツイーター用のケーブルを別に用意して音質アップを図り、ネームバリューの弱さをカバーする事にしました。
それ以外ではこれまで1ツイーターに対してピュアコンのブラックボックスの種類が4タイプだったのを、今日の時点では15種類のタイプを用意していて、これまで以上に細かく音調整が出来て、時にはイコライザー調整さえ不要にするぐらいの音のチューンを行なっています。
「なぜJBLのツイーターを使うのをやめたのですか?」と聞かれる事も多いのですが、これまで1100セット以上の販売を行って来た25ミリ外ドームタイプの普及モデルの生産がなくなったためにやむなく自社ブランドへの切り替えを行い、大手のブランドの強さが無くなった分程、スピーカーケーブルとブラックボックスの工夫で、「買って良かった。」と実感して頂ける様に努力しています。
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カーオーディオについて | 日記
Posted at
2017/10/06 07:33:46