今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、トヨタのプリウスです。
数年前にベーシックパッケージの取付けをされてから、それから何度もシステムアップで入庫されて、今回でフロントシステムとしては完結となる作業を行いました。
最初はベーシックパッケージとベーシック防振から始まって、それから2面プラスしてフル防振として、インナーでISP-130を取付けて、その後ISP-130からZSP-LTD15へユニット交換を行って、そこから2年ぐらいはそのままの状態で使用されていました。
今回は2年ぶりに何かシステムアップを行おうという話になって、ダッシュのツイーターが最初のベーシックパッケージから4年ぐらいそのままだったので、思い切ってJU60に交換しました。
来店された時にちょうどワイドスタンドの製作を行っていて、普通は仕上がり部分しか見れないのですが、かなり手間がかかる部分を見られて、スタンドの制作費の3万5千円が妥当というか、逆に安いぐらいだという事をご理解頂きました。
数日間かけてワイドスタンドを製作して取付が完了したら、グローブボックス下のピュアコンをJU60に合わせて4連ボックス化します。
ピュアディオカタログのピュアコンのページに載っている製品全てを取付けて、SWRは1個の価格なので、合計10ピースのパーツを取付けて、かなり複雑なスロープを付けて高音質化を図ります。
それとサブウーファーを装着してチャンネルディバイダーを取付けている場合はSSFが必要無くて、その時は8ピース構成が最大となります。
あと意外と知られていないのがピュアコンは3グレードあって、標準・RRタイプ・シルバータイプの3種類で、通常のベーシックパッケージに含まれているのは標準タイプです。
JU60用はケーブルに銀をコートしたシルバータイプを用意していて、ユニットの高音質をより表現するために高価な銀を使用しています。
RRタイプは標準仕様と同じ銅線を使っていますが、パーツの一部をシルバータイプで使っているグレードを使用していて、高音の粒の細かい所まで表現出来る様にしてあります。
お客様から「少しプラスして音が良くなる仕様に出来ませんか?」というご要望に応えて、後からRRというグレードを追加して、ベーシックパッケージにプラス4000円プラス税でRRタイプに替えられる様になっていて、現在は標準よりもRRタイプを希望される方が増えて来ています。
スピーカーの取付が終わって、ピュアコンの交換が終わったら、トヨタ純正のナビオーディオの音調整を行います。
純正のかったるい状態で効果があったサラウンドなどの機能は、スピーカー側できちんと音がなると逆に邪魔で、音が派手になり過ぎて聴きにくくなるので全てオフにします。
イコライザーを下の周波数から上の方に整えて行って、メモリーした後にもう一度音を確認します。
最近のナビオーディオでは調整時とメモリーした時で音イメージが違う機種が多く、調整⇒メモリー⇒調整⇒メモリーを何度も繰り返して最も生音に近いパターンを探します。
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Posted at
2018/02/03 10:44:39