現在発売中のホリデーオートはホンダ創業70周年祭というタイトルが付いていました。
いつもの週刊誌的な作りのホリデーオートと違って、昔よく読んでいた月間自家用車みたいな作りになっています。
ないものを作って70周年という表現はとても好印象ですね。
表紙に写っているホンダの発電機が以前欲しいと思っている時があって、それは日産リーフを買って、長距離ドライブの時にはラゲッジにホンダの発電機を積んでおいて、電圧を2倍にするトランスも積んでおいて、万が一電気が切れたら時間をかけて充電して、それで当面動ける様にするという考えで、それは妻から反対にあって実現しませんでした。
話は横道に逸れましたが、中を開けて読んでしたら、自分が初めて運転したホンダが載っていました。
仮免許の時に親戚の10歳ぐらい上のお兄さんがセカンドカーで乗っていて、仮免許練習中の札を付けて運転しました。
その後なかなかホンダ車に縁が無くて、実際に自分の車として買ったのは初代レジェンドでした。
1986年に発売されて、1988年に試乗車落ちの車を買いました。
当時はクラウンかセドリック・グロリアが国産高級車の代名詞で、そこをあえてレジェンドに乗るというところがセンスがいいと当時言われて、ちょっと調子に乗っていました。
ただ当時は今と違って小売だけでは生活出来ず、ディーラーや中古車店の下請け仕事を沢山受けていて、儲けの半分以上を相手にマージンとして渡さないといけなかったので働いても働いても生活は苦しくて、無理な仕事の受け方をして体を壊して入院して、短い期間でレジェンドは手放す事になりました。
それから長い事高級車と呼ばれるものには乗らず、マージンを相手に渡さないといけない下請け仕事は一切やめて、お金を浮かすために4ナンバーのバンに乗っていました。
贅沢は一切せずにお金をひらすら不動産投資などの資産運用に回して、気がついたら資産が億の桁になっていて、「そろそろ4ナンバーのバン生活から足を洗おうか。」と思っているところにホンダからNSXのタイプRが60台限定で販売される事になって、2002年の6月から月に10台づつの生産で、自分は買うのを迷っているうちに12月の生産分になって、12月のディーラーが仕事納めの少し前に届いたNSXはなんと車体番号が60番で、60台限定の最後の1台だったのです。
ただし、それからしばらくしてホンダは同じタイプの車を追加生産したので、本当の最後のタイプRにはなりませんでした。
ほぼ同じ時期にポルシェのカレラ4Sも買って、2台を乗り比べたら明らかにNSXタイプRの方が足が固くて、あまりに乗り辛くて1年半で手放して、スポーツカーがカレラ4Sだけになったら、「この車って結構足が硬かったんだ。」と気づいて、いかにNSXタイプRが日常の足で使えなかったというのがお分かり頂けるでしょう。
でもピュアディオユーザーの親しい方には「ちょっと乗ってみられていいですよ。」と試乗して頂いて、ある意味お客様のおもちゃみたいになっていました。
今では懐かしい思い出です。
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ドライブ | 日記
Posted at
2018/08/11 20:21:18