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イイね!
2019年03月31日

ボルボXC60 スピーカーの音質アップ 後編


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ボルボのXC60です。


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現行のタブレットを縦にした様なナビオーディオのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ドア防振作業の後編です。


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ドア内のインナーパネルと外板裏の響きの中心を調べた後は、防振メタルと防振マットを方ドア8枚貼り付けます。


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ドア全体に貼る一般的な防振に比べると、ピンポイントで振動を抑えているので、見た目からして「本当にこれで効くの?」と思われそうですが、スピーカーの体感音圧が増えて、ロードノイズも少なく感じる様になります。






ドアスピーカーは下のグリル内に16センチが入っていて、上のレバーの前には小型のスコーカーで中高音を鳴らしていて、それぞれが独立したアンプのチャンネルで鳴っています。


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そのため下のスピーカーと上のスピーカーに別々に信号を取り出して、ピュアコンの回路を入れる必要がありました。




ダッシュにはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、フロント3WAYの状態にして、これまでよりも音の輪郭がハッキリする様になりました。


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ただし国産車のスコーカーの様にダッシュに付いている訳ではなくて、横から中音域がかなりリアルに聴こえるので、ツイーターの下限周波数とスコーカーの上限周波数の重なる部分がしつこくなりがちで、ツイーターの向きもかなりシビアに選ばないといけません。


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スコーカーの上限周波数を決めるコイルはかなり大きめの物を選んで、ツイーターの下限周波数は2WAYの車に比べるとやや狭めにするためにあれこれとユニットを選んで、これまでのボルボ車のパターンを参考にしながら、値の組み合わせを探りました。


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これまでの経験である程度のパターンをつかんでいますが、ボルボの8Ωのスピーカーの車種は、音を送り出すアンプも8Ωで設計しているため、4Ωのパッシブネットワークだと普通に動作しないので、ピュアコンの様にパーツの組み合わせを自由に変えて、その車種の特性にピッタリ合わせられるのは助かります。


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ボルボは先代のモデルからバス・トレブルとイコライザーが独立していて、その絶妙な組み合わせで最良のセッティングを探りました。


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音が決まったら一度車両を外に出して、雨漏りチェックを行って、それにパスしたらふき取りを行って、納車の準備に入ります。


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車輛アンプのパワーは何も変わっていないのですが、パワー感が増して、高音域の再生周波数も伸びて、本当に同じ車だろうか?というぐらいの音の変化(進化?)になって納車されました。



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Posted at 2019/03/31 09:50:42

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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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