今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、マツダの新型車CX-30です。
新生代のマツダコネクトが装着されているお車にベーシックパッケージの取付けを行いました。
ドアには8センチのスピーカーと、ミラー裏にツイーターが付いています。
輸入車の10センチサイズよりはやや小さめのスコーカーで、マグネットのすぐ後ろは塞がっていて、横方向に背圧を抜く様になっています。
ツイーターは内ドームに真ん中のプラスチックの部品で音を拡散させるタイプで・・
キックパネルに13センチウーファーが付いており、フロント3WAYが車両アンプで6CH別々に送られているマルチチャンネル駆動となっています。
基本的にはマツダ3のオーディオと共通で、標準仕様が既にプレミアムサウンド仕様となっています。
ベーシックパッケージでは純正ツイーターを鳴らない様にして、ダッシュにスタンドで角度を付けて、ピュアディオブランドのATX-30ツイーターで上質な高音を鳴らす様にします。
音を調整するピュアコンはブラックボックスはマツダ3と同じ値を使用して、コイルはドアの形状の違いからCX-30独自の値を選んでいます。
イコライザーはアドバンスモードを選択すれば13バンドで調整出来て、純正でこのバンド数はありがたいです。
最近の国産ナビオーディオはイコライザー調整の後にメモリーすると音がやや抑圧されて聴こえる物がほとんどで、マツダ3とCX-30の13バンドイコライザーは逆にメモリー後に音が明るくなるので、普通のナビのつもりで調整すると、最初に明るめに設定すると更に明るくなるのでびっくりします。
新世代のマツダコネクトには自動音量補正という、小さな音を大きくして、大きな音を小さくするという機能が付いていますが、これは便利な様でも音色が変ってしまい、自分の調整用CDの他にお客様の音源が自分がこれまで3回お会いして生の声を知っている女性ボーカルの方のものだったので、その差がハッキリと分かり、ここの機能はオフにしました。
CX-30の取付は初めてだったのですが、スピーカーのマウントとドアの響き以外はマツダ3と共通だったので、予想していたよりも短時間で完成しました。
これからこの様な標準仕様でもプレミアムサウンド車という車種が増えて来れば、ベーシックパッケージの車種別専用設計という『痒い所に手が届く』的な製品は、ヒットする可能性が十分にあるでしょう。
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Posted at
2019/11/04 09:23:18