不定期シリーズのお客様の質問にお答えしては今回で19話で、次はとうとう20話となります。
さて今回は以前にも同じ様な質問を頂いた事がありますが、まだこれからユーザーとなる新規のお客様からの質問で、「ベーシックパッケージを購入したのですが、ボーナスセールの時期に買いたいので、セール期間を教えてもらえますか?」というお話がありました。
「べーシックパッケージは元の価格設定がサービス価格に設定してあるので、1年間いつお買い頂いても時期による損得はございません。」とお答えしています。
2001年に発売されてから1度のセールも行った事が無くて、車種によってはどうしても大台に乗せたく無くて、1000円を下げるために経理とギリギリの攻防を行なって価格を決めています。
経理以外では価格設定ではピットとの話し合いで工賃を決めていて、車によっての難易度のクラス分けについても「この車で工賃をこれ以上高くすると価格が7万円を超えてしまう。」とかの攻防で、お客様にご説明する時に「あそこまでバラバラにして作業して、これしか工賃を取っておられないんですか?」と聞かれる事もありました。
ただ10月以降の消費税の2%アップで、ギリギリ6万円台に設定していたり、何とか7万円以内に収めていたものが大台に乗ってしまったパッケージも出て来ました。
そういう意味では同じ価格とは言えませんが、税抜きの状態ではギリギリの攻防で決めた価格で販売させて頂いています。
そしてもう1つご質問が多いのが、既存のお客様からの質問で、「2台目のアウトランダーPHEVを手放されましたが、何か良く無い所があったのですか?」という内容です。
本当はもっと長く持っていたかったのですが、「将来的に買うので売って欲しい。」と言われていたお客様の車の調子が悪くなって、どうしても緊急に車が必要になったのと、開発車両を何台も買わないといけなくなって、その開発車両が音を良くするのにかなり難がある車で、常にいい条件で聴けるアウトランダーPHEVに乗っていると「音が良すぎて開発者としてダメになりそう。」というプレッシャーがあって、余裕があれば持ち続けたものの、一時期難のある車ばかりを乗っていて全く乗らなくなっていたので、結局欲しいと言われるお客様に販売したという事になりました。
当然の事ながら2年後ぐらいに発売されると言われている時期モデルのアウトランダーPHEVは買うつもりでいます。
最後の質問は「システム開発のために色々な車を使って移動されていますが、同じ車で移動しても音造りにそんなに影響ないんじゃないですか?」という問いです。
2つ目の質問と重複する部分があるのですが、同じスピーカーレイアウトの車ばかり聴いていると耳が慣れてしまい、なるべく同じレイアウトの車に続けて乗らない様にしいて、毎月何人かのボーカリストの方にお会いして生の声を聞いているので、その声がどのレイアウトでもきちんと聴こえる様に耳を慣らすために違う車に変えて移動する様にしています。
1990年代は同じ車にしか乗れない経済状況でしたが、その頃に比べたら短い時間でかなり極めた音が表現出来る様になっているので、20年以上のお付き合い頂いているお客様ならそのメッリットについては実感して頂いていると思います。
以上不定期シリーズのお客様の質問へお答えしてでした。
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カーオーディオについて | 日記
Posted at
2019/11/20 20:18:13