今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ベンツのCクラスセダンです。

全車異形パネルの専用ナビ付きのお車で、先代モデルの最終型なのでドアスピーカーが16センチサイズです。
現在のベンツはドアの上部に小型のスピーカーで、足元にウーファーをプラスしたモデルが増えていますが、先日メルセデスベンツのセールスマンから、「これからはまたドア16センチスピーカーの車を増やして来るので、またデモカーで買って下さい。」と電話がかかって来ていて、そういえばこのCクラスの前期型がデモカーだった事を思い出しました。
作業の方はベーシックパッケージプラスドアのフル防振で、まずはドアの内貼りを外して外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせるベーシック防振を行います。
続いてドアの中に金属シートを貼って行き、鉄板の薄い部分の響きを抑えます。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーはそのまま使用しますが、防振の効果でかなり低音の量が増して、安いパワードのウーファーが要らないレベルの低音が出ています。
まずした内張りはセメントコーティングを行い、プラスチックに付帯する余分な響きをシャットアウトして、静粛性と断熱性もアップしています。
純正デッキは一度取り外して、裏から直接音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に合計8ピース構成のピュアコンを取付けて、出過ぎる低音をSSFで6デジベルスロープで緩やかに抑えてバランスを取っています。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-30で、このスピーカーは音域が広く、ミッドで鳴らす上の方の音域までカバーしているので、純正スピーカーで上の方をカットして後はATX-30で鳴らせば素晴らしい音になるので、ミッドを交換せずにツイーターの方をグレードアップされる方も増えて来ています。
最後にバス・トレブル・フェダーを調整したらCクラスセダンの取付は完了です!
元々デモカーとして持っていた車種なので、作業はスムーズに進んで、この車ならここまでは鳴ってくれるというのが解っているので、お客様は安心して作業に預けて頂けます。
ただ当社にCクラスのデモカーがあった時はATX-30が存在していなくて、当時は08GTIという今のATX-30にやや近いモデルが存在していて、メルセデスユーザーの方はそのツイーターを選ばれていました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2020/02/21 09:59:50