自分はアイコムというブランドが好きで、学生時代はアイコムのICー71から始まり、ICー22、ICー202、ICー212と連続してアイコムの製品ばかりを買って使っていました。
37年間アマチュア無線を辞めていて、もうこれから先無線機を買う事は無いだろうと思っていたら、昨年秋の台風の被害を見て、何か非常時の通信手段を持っておかないとと、再びアマチュア無線機を買う事にしました。
切れていた無線局の免許の再申請と、アマチュア無線のアンテナを改造して77メガから80メガに同調させる知恵を借りたお店がアイコムに製品を扱っておらず、学生時代には一度も買った事がない八重洲の製品を買って使っていました。
10月21日に再開局して、目標は1週間に新しい人2人と交信して、約1年で100人との交信を目標にしていました。
ところが2月の終わりに100人交信を達成して、約3分の1の期間であっさり目標にたどり着きました。
まあ途中でFMラジオでアマチュア無線の話をして、交信相手を求めるという反則技も使っているんですけど・・
そんな100人交信を達成してみたら、何人かの方から351メガのデジタル簡易無線というのがあって、申請だけで5ワットの出力が出せて、相手は免許を取らなくてもいいから直ぐに開局出来て面白いというの話を聞きました。
そこで本屋さんでライセンスフリー無線・完全ガイドという本を買ってあれこれと調べてみました。
アマチュア無線は趣味の交信だけで仕事に使えないのが、これは仕事の連絡で使えて、趣味の交信で不特定多数にの交信相手を探している人と混在しているという事でした。
この本の裏表紙を見たらアイコムの広告が載っていて、学生時代使っていたアイコム製品が欲しくなりました。
車載用はカッコいいけれども値段が高いので・・
ハンディー機なら買いやすい値段で、更に下関の無線機屋さんでDPR6が型落ちだからと少し安く買って、これでデジタル簡易無線を始められます。
このデジタル簡易無線は1チャンネルから30チャンネルまであって、15チャンネルが呼び出しチャンネルになっていて、そこで趣味で使う人は交信相手を探して、空いている他のチャンネルで交信するというスタイルです。
しかし困った事に15チャンネルが呼び出しという表示が出るので、ここで仕事の話をする人が多く、まともに呼び出しチャンネルで待機出来ないので、趣味の交信は諦めました。
今年のサウンドピュアディオは5月と6月の2回イベントの予定があって、その時の連絡に使えるのではないかと思い、もう1台購入しました。
もう1台はアイコムではなくて、FRCという会社の製品で、アイコムの型落ちよりも更に1万円安く、これでイベント会場で空きチャンネルを探して連絡等に使います。
このデジタル簡易無線は思ったよりも遠くに飛んで、香椎のマンションのベランダから太宰府市と那珂川市と交信出来て、アマチュア無線の51メガで10ワットで届かない所まで飛んでいるので、「申請だけでここまで飛ぶの?」と、災害時の事を考えて電波法をゆるくしているんだな、と感じました。
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Posted at
2020/03/10 09:11:35