今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのS660です。
ホンダ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、ドアスピーカーの交換と、ベーシック防振の作業を行いました。
まずはダッシュにベーシックパッケージのアップグレードのATX-30Jツイーターを取り付けます。
次にドアの内張を外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
写っている部分には四角い黒いマットと、シルバーでドットが付けてあるマットがあれこれと形を変えて付けてあり、2か所ゴールドのメタルが見えますが、響きの中心を見つけて、その響きの周波数に合わせた材質を貼り合わせて、ドアが重たくならない割に防振効果が得られて、音色がブチルゴムの使い過ぎでドロンとして感じとは違い、小気味よいサウンドにしています。
ドアの純正スピーカーは取り外して、16・5センチサイズのインナーバッフルを製作して、JBLのユニット2種類を試し聴きしました。
S660のドアスピーカーの位置は耳に近い前方で、しかも後ろに長くて意外と低音が出るという、平均的な車のドアとは鳴りが違い、16・5センチでは低音が出過ぎて中音域が不足して聴こえたので、ユニットを13センチに絞って聴く事にしました。
インナーバッフルを13センチサイズを作って、JBLのP560Cのミッドを取り付けたら、余っていた低音は適度な量になり、中音域も濃くなって来ました。
そこで同じ13センチでもインナーバッフルで使える上級バージョンのピュアディオブランドのZSPーLTD15に交換して聴いてみて、やはりこれがけた違いに表現力が高いために、これをお客様にお勧めする事にしました。
S660のお客様は岡山県から起こし頂いていて、作業の間の1日半は代車で観光されていて、その間に作業を進めるという事でお預かりしていました。
観光が終わってスピーカーの試聴されて、ZSP-LTD15の音に納得して頂いて、これで最終決定となりました。
これまでS660にインナー取付でZSP-LTD15を取り付けた事はありますが、ツイーターの組み合わせが全て違うために、今回もあれこれパーツを交換して音を追い込みました。
それまで試した3種類のスピーカーの物ではなく、LTD15だけでこれだけのユニットを交換して聴き比べて、最も生音・生声に近い組み合わせにセッティングしました。
岡山県から起こし頂いているので、何度も来店する事が出来ないので、ユニットを交換してコストと音質を考えながら組み合わせを考えて、やはり特殊なレイアウトには全音域が安定しているLTD15という事になりました。
お客様に当店を知って頂いたきっかけをお聞きしたところ、以前福岡県に旅行された時に、たまたまFMラジオでサウンドピュアディオの番組を聞かれて、それでアーティストさんとコラボして生音・生声に近いサウンドを表現するというのを知られたそうです。
歌っている本人にお会いして生の声を参考にして音造りというのは、全国でもサウンドピュアディオだけでしょう。
遠方よりのご来店ありがとうございました。
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Posted at
2020/12/04 09:58:50