今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
来店去られ時にちょうどNボックス・カスタムがお店にあったので試聴して頂いて、音はとても気に入って頂いたのですが・・
「自分のはカスタムではないので、ここにツイーターが付いていないので、この音にはなりませんよね?」と聞かれて、「いいえ、ここは鳴らしていないのでツイーター無しの車でも同じ音が出ます。」と自信を持ってお答えして、そのまま入庫となりました。
まずはドアの内張と防水シートを外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
次にダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、当社のデモカーと同じ仰角・振り角でセットします。
純正ナビからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号をグローブボックス下まで引いて来て、比重の高いMDF板を敷いた上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けます。
白いボビンにピンクのラベルは井川が一から手巻きしたコイルで、純度の高い銅線を一度ボビンに巻いて、おおよそのインダクタンスが取れたら一度ほどいて、更にきつく巻いて希望のインダクタンス値に合わせて、それでも納得が行かなかったらもう一度きつく巻いて、同じインダクタンスでもQ値が高いコイルを製作しています。
自分は中学生から高校生の時にはコイルを巻くのを趣味にしていて、いかに高性能のコイルを巻けるかという事に青春をかけていて、まさかそれが60を過ぎて役に立つとは全く思っていなくて、学生で少ないお小遣いで遠くまで無線の電波を飛ばしたいがためのコイル巻きでした。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、調整用のCDやSDカードと、FMラジオなどのソースを変えながらイコライザー調整を行いました。
福岡店だとこれまで時間が上手い事合うと、サウンドピュアディオからの音で調整しましたと書いていたのが、今年からFM山口の第一スタジオがFMYサウンドピュアディオとなったので、自社のネームの放送局で音調整が出来る様になりました。
Nボックスのお客様は日曜日の『山下達郎のサンデーソングブック』が終わって直ぐのベーシックパッケージのCMを聞いて来店されたそうで、CMの『超高音質を低価格で実現』という台詞が事が本当だった事をデモカーで体感されて、その場で入庫を決めて頂きました。
入庫前の音と出来上がりの音にあまりに差があるので、「本当にドアのスピーカーは替えていないんですよね?」と驚かれていました。
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Posted at
2023/01/20 11:01:57