毎週土曜日の夜に山陽小野田市の竜王山の山頂駐車場で行っている、」351メガヘルツのデジタル簡易無線の伝搬実験は、タイヤで金具を踏みつけて、そこに最大8メートルまで伸びる伸縮ポールを付けて、その先に長さ1・8メートルのアンテナを付けて運用しています。
ただ8メートル全て伸ばすと風でアルミがしなるので、4メートルから6メートルぐらいで、金属の重なる部分を作ってしなりを防いでいます。
複数のメンバーがいるとこの方法を使うのですが、出張や残業で他のメンバーがいなくて自分一人の時はクロスビーから脚立を取り出して、キャリアに付けているクロスマウントに、1メートルの塩ビパイプを付けて2・7メートル高でアンテナを付けていますが、ケーブルが短いためにロスが少なく、飛距離は5%ダウンぐらいで運用出来ていました。
この方式を考える前は一人の時は車載の95センチアンテナを使っていて、これだと10%から15%飛距離が下がっていました。
ゴールデンウイーク中の土曜日はかなりの雨で、クロスビーの窓を開けて撮影したらこんな感じで・・
窓を閉めたらこんなに内張の上が濡れていました。
こんな状態では1メートルの塩ビパイプも立てられず、そこで雨が少なくなったところで固定用のGPアンテナをラゲッジから取り出して、M型コネクターのメスの部分にオス・オスのアダプターを付けて・・
車載アンテナと同じM型のオスのアンテナにします。
そして車載アンテナを取り外して、M型のメスの基台に差し込むと、簡易的に固定アンテナを車の屋根に付ける事が出来ました。
これで飛距離はほぼ1メートルの塩ビパイプを付けた時と同じで、ほぼいつも通りの参加者の所に電波を飛ばす事が出来ました。
たまにこの取り付け方法の写真をブログで見た方から、「あれはどうやって付けているのですか?」と電波の上で聞かれる事がありますが、今日は写真で図解してお届け致しました。
ただこの方法はあくまで緊急処置で、強風時などで使うと根本が折れる可能性があるのでメーカーは推奨しておらず、あくまで自己責任となります。
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Posted at
2023/05/09 22:15:07