今日山口県は大雨が降ったり小雨になったりを繰り返していて、現在新幹線は止まっています。
宇部店の駐車場は場所によっては水たまりが出来ていて、クロスビーはベンチシートのなので反対側のドアから降りました。
そんな大雨の中、今日は周南市で山下達郎さんのコンサートが行われる日です。
CD以外にLPレコードとミュージックカセットテープまで買っているファンですが、前回はチケットの手配が遅くて入手出来なかったのが、今回はかなり良い席で聴けるはずですが、この天気で中止かどうか気になるところです。
あまりの雨のためにお客様には入庫予定になっていても先延ばしにしていいのでとお願いしていて、昨日からはピュアコンなどの作りだめを行っています。
困っているのがコンデンサーの値のあたりを探っている作業で、某メーカーの1μFのコンデンサは夏場と冬場で微妙に値が違って、冬場は1μを下回る物が多く、夏場は1μを越える物が多くなり、JU60のブラック用は1μよりも下が必要となるためにこの辺りのストックが切れてきています。
ただ1μを越えた物は在庫が過剰になっていて、これはベーシックパッケージ用として使えるので、本来のグレードのパーツ以上の物が使ってあるベーシックパッケージが大量に出来ます。
今回仕入れた1μFのコンデンサを精度の高い測定器で測ってマーキングしたら、1μを切った物が2個で、冬場にもっと仕入れておけば良かったのですが、冬場は戦争の関係でパーツ不足で、1回仕入れるのに3カ月ぐらい待っていたら、結局春以降の仕入れが多く、寒い時期に生産した1μを下回った物が多い時期を逃してしまいました。
これが大手メーカーなら一番下の0・993と一番上の1・014で左右になっても問題ないとされているので、これだけの精度で左右を合わせるとか、スピーカーの組み合わせで上の値同士や下の値同士を組み合わせる事で『生音・生声に近い』という音を表現しています。
そんな製作物を重点的に仕事をしていたら、昨日ハンダ小手が壊れてしまったので、ダメになった部分を注文しようとカタログを見ていました。
今一式を買ったらいくらかかるんだろうと見てみたら、何と18万円もするではありませんか!
予備の機器も含めて2台を使っているのが、片方が調子が悪くなってその前に調子が悪くなったのをそのままにしていたので、2台目が調子が悪いので仕事が止まってしまいました。
症状は1台が自動ハンダ送りの機能がダメになり、もう1台が温度制御がダメになり、360度に設定しているのに450度から500度ぐらいになろうとして直ぐにストップするので、全く仕事になりません。
専務からは1台目が調子が悪くなった時になぜメンテナンスしておかなかったんだと叱られて、直ぐには壊れないだろうと先送りしたのが失敗でした。
15年ぐらい前は1万3千円ぐらいのハンダ小手を使っていたので、それでも探して時間がかかるけどそれで間に合わせようかと思っていたら・・
出張作業用のピストル型の小手しかありませんでした。
スイッチを入れれば90ワットで、切れば15ワットを交互に使って温度調整を行って、1980年代から90年代ぐらいはこれで仕事をしていましたが、今は仕事の量が増えているので、温度調整やハンダ送りは機械がやってというのが当たり前になると、こういう仕事のやり方は懐かしいものの効率が悪いです。
結局ハンダステーションの2台の良い部分だけを組みあわせて1台を作って、今は問題無く製作作業を行っています。
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Posted at
2023/07/09 10:46:30