今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアクアの先日からの続きです。
工場装着のディスプレイオーディオのお車に、フロント2WAYとリアサブウーファーのフルシステムの取付を行っています。
ディスプレイオーディオからはスピーカー出力しか出ていないので、オーディオテクニカの4CH用のハイローコンバーターをチューニングした物を取り付けて、2CHのRCA出力を作ってリアに送ります。
内側2レーンのパーツを撤去して、外側2レーンに大型パーツを使ってチューニングを行って、左右のパーツがかなり離れているので磁気の影響が無く、セパレーションの良い音を再生してくれます。
防振が終わったフロントドアには車室内からピュアディオブランドのSKY3のスピーカーケーブルを引いて来ます。
SKY3ケーブルは細い多くの線が全てエナメルで絶縁してあり、それを370度に熱したハンダ炉で焼き切って、それで導通させています。
焼き切った先端には24金メッキの端子を取り付けて、アクアの車内にはわせていきます。
ケーブルをはわせている間にもう一人が25センチのウーファーボックスを製作して、内側にはセメントコーティングを行って、強度を増すのに加えて、背圧の拡散を兼ねてコーティングしています。
エンクロージャーをラゲッジに取り付けて、ナカミチの25センチウーファーを取り付けて、周りにアンプボードを製作して行きます。
下にはパワーアンプ2台とチャンネルディバイダーを取り付けて、アンプボードの表面にカーペットを貼って、アンプの熱を逃がすためにボードに穴を開けています。
ウーファーの上には頑丈なグリルを付けて荷物を積んでも大丈夫な様にして、頑丈ながらも音のヌケが良くなる様に工夫されています。
フルシステムは見えない所でかなり手間がかかっていて、次回『その3』では完成した姿をお見せ致します。
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Posted at
2023/08/19 10:33:28