今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのステップワゴン・スパーダです。
ホンダ純正のデューロX用の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
ツイーターはJBLの508GTI用のツイーターで、こちらは最初は別な家族の方が使われていて、もう4台移設し続けられていて、何と20年以上使用されています。
それでまだ十分にツイーターレベルが得られているので、大事に使われている証です。
まずはドアの内張を外して、防水シートも外して外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
防水シートに吸音用のゴムが貼ってあるので、2層まではいきませんが1・5層分ぐらいの防振効果が得られています。
ベーシックパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのまま使用して、内張を組み付ければドアの作業は完了です。
次にナビ裏から音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプで引いて来て、6ピース構成のピュアコンで周波数レンジとインピーダンスとレベルを調整して、ツイーターにはツイーター音域専用のPSTケーブルで送り、純正の16センチスピーカーにはフルレンジタイプのPSTケーブルで音を送ります。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら純正ナビの音調整とピュアコンの値合わせを行って、これはパナソニックのストラーダが中身ですね。
イコライザー調整を行って、いいパターンが決まったらメモリーしてから音を聴いて、メモリーするとやや音が抑圧されて聴こえるからまたパターンを探してメモリーしてを繰り返して最も生音・生声に近いパターンを探りました。
そしてプラス方向に2カ所1クリックづつ、マイナス方向に1か所1クリック動かした所でセッティングを終了しました。
今回は音調整前にバッテリーを標準からボッシュのハイテック・プレミアムに交換しました。
実はバッテリーの銘柄はオーディオの音にかなり影響して、例えばパナソニックのカオスの青いバッテリーに交換するとかなり音にメリハリが付いて音色が明るくなります。
以前自分がベンツのEクラスに乗っている時に浜松からパナソニックのバッテリー事業部から偉い方が宇部に来られて、自分がカオスに対して否定的なので、どうかカオスの良い部分をお客さんに伝えて欲しいと言われて事がありました。
自分のベンツの助手席にその方に乗って頂いて、「自分はストラーダの余分な調整機能を全てオフにした時の音が好きで使っていて、でもカオスは音が不自然になるから使いません。」とはっきり言っています。
その偉い方は「社長に使って頂けるバッテリーを作る様に努力します。」と言われて帰られましたが、その後もっとメリハリが付いて、もっと音色が明るくなって、量販店的には改良されていても、こちらが要求する方向からもっと遠ざかってしまいました。
そんなパナソニックのストラーダの性能を活かしながら生音・生声に近くセッティングした、ボッシュのバッテリーと組み合わせたピュアディオ的なサウンドのステップワゴンが完成しました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2023/09/18 11:22:10