今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。
スズキのディーラーオプションの9インチナビオーディオが取り付けられた状態で入庫となって、フロントスピーカーの取付と、ドア防振の施工を行いました。
一般的なトレードインスピーカーの取付では純正スピーカーを外して末端から音を取り出すのですが、ピュアディオではナビを一度取り外して、裏から直接音を取り出しています。
ベーシックパッケージだと純正の16センチスピーカーはそのまま使用しますが、今回は取り外して・・
インナーバッフッルを製作して、JBLの16・5センチスピーカーを取り付けました。
フロントドアの内張にはセメントコーティングの施工を行
って・・
前後のドアの外板裏の響きを確かめて、ベーシック防振の施工を行いました。
ツイーターはクラスが上になるJU60をワイドスタンドを取り付けて2WAY化して、ちょっと豪華なフロントシステムが完成しました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて、ミッドの上限周波数を決めるコイルは、16・5センチスピーカーなので高い周波数は13センチほど伸びないので、白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使っています。
巻き数が少ない時は機械巻きよりも、ギッチリと強い引きでムラの無い巻き方の手巻きの方が何故か音に透明感が出ます。
それは巻き数が少ない割に高いインダクタンス値が得られて、直流抵抗が少なくなるからで、こういうコイルをQが高いと言います。
全ての結線が終わって音が鳴ると、ピュアコンの値を変えながらイコライザー調整を行なって、最も生音・生声に近くなる組み合わせを探して、お客様に納車しました。
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Posted at
2023/11/01 11:40:59