昨夜はクリスマスイヴで今日はクリスマスです。
そのクリスマスは12月25日の日没までで、今日の夜はクリスマスとは言わないそうで、クリスマスイヴのイヴはイブニングを略しているそうで、12月23日をクリスマスイヴイヴというのは完全に名違った使い方だそうです。
それ以上に間違いなのは、日本ではクリスマスイヴは恋人と過ごすという習慣が1980年代に定着して、本来クリスマスイヴは協会にお祈りする聖なる日で、これが1980年代のトレンディードラマの『クリスマス・イヴ』の中で仙道敦子さんが「明日はイブよ!どうして一緒にいれないの?」という(確かそんな感じ)名文句から『クリスマス・イヴ』=恋人と過ごす日が定着してしまいました。
その前はクリスマス=友達と集まってバカ騒ぎという宗教とは無関係な人が多く、自分が20代前半の時はディスコパーティーが全盛期で、PA機器とDJプレイの機器を車に積んでパーティー会場でノンストップミックスを披露していました。
それが『クリスマス・イヴ』のドラマのおかげで仕事が無くなってえらい迷惑ですよ!
まあそんな今のクリスマスの恋人のスタイルが出来る前の事を思い出しましたが、クリスマスイヴと言えば山下達郎さんの名曲『クリスマス・イヴ』は1990年代は自分がカーオーディオの音調整をする時は定番の楽曲でした。
1980年代には山下達郎=夏のイメージがあって、それを払拭するために冬の曲を作ったと言われていますが、実はクリスマス・イヴは夏に作られたという説があります。
1990年代に山下達郎さんのCDを音調整に使いながらも一度もコンサート会場に行った事はなくて、ただホーム用のB&Wのやや古めのスピーカーと、ナカミチの1000のCDプレイヤーとマークレビンソンのセパレートのパワーアンプで聴き込んで、それから音調整に臨むというスタイルでセッティングしていました。
ただ2000年を越えてからは実際に色々なアーティストのコンサート会場に足を運ぶ様になって、山下達郎さんのコンサートにも行き、クリスマス・イヴの時は耳の後ろに手を当てて、後ろの残響音が耳に入らない様にして50センチぐらい体を前にしたり、通路の横の席の時は体をやや通路側に出して聴き入っていました。
一度周南市民会館で前の方のでこれをやった時は、山下達郎さんに見られたみたいで、達郎さんは苦笑いをされていました。
もし山下達郎さんにお目にかかる事が出来たら、「何年か前に周南の会場でダンボの耳みたいにして聴いていたのは自分です。」とお話してみたいのですが、これと似た様な事が大黒摩季さんであって、何年か後にご本人にお会いした時には覚えておられました。
あっ、もう日没が過ぎたのでクリスマスは終わってしまいましたね。
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Posted at
2023/12/25 17:35:10