今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアクアです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、前に乗られていたお車からのシステムを移設したところから、前のお車に比べたら社外ナビからディスプレイオーディオに変わったので音質に不満が有るという事で、システムアップの作業を行いました。
ドアには片側3層のフル防振の施工を行って、アウターバッフルの製作を行った後にピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
このユニットは3台前のお車から移設し続けておられる物です。
ダッシュの上にはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、フロント2WAYのハイエンドシステムとなっています。
JU60は先代のお車の時に取り付けておられます。
ラゲッジのアンダーボックスは造り込んで、JBLのステレオアンプのモノラルアンプを左右に配置して、真ん中にナカミチのマークの入った25センチウーハーを取り付けて、フルシステム化してあります。
今回のシステムアップのポイントは、バス・ミッド・トレブルの3トーンとピュアコンの音調整では限界があって・・
リアにあるチャンネルディバイダーをV2仕様にバージョンアップを行い、30バンドのアナログイコライザーを加えて細かな音調整が出来る様にしました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドのSKY3に交換していて音質アップを図って・・
合計8ピース構成のピュアコンの値を細かく変えながら、30バンドのイコライザーを動かして音調整を行いました。
音を聴いて自分がリアのイコライザーやチャンネルディバイダーを動かしている間に、井川家次男が助手席側のピュアコンの値を変えて、それを何度も繰り返して音を追い込みました。
自分の音源で音を合わせて行き、最後にお客様の1980年代の洋楽を聴いてどんな風に聴こえるか確認して、80年代から90年代のダンスフロアー的な音に仕上げて、先ほど音調整は終了しました。
ノーマルのアンプ・イコライザー・チャンネルディバイダーでは、大量生産でガサツなハンダで音が荒い部分を、1品当り数十か所のハンダの付け直しを行って、ノーマルでは考えられない音の艶を表現しています。
20年以上に渡って少しづつシステムアップして行かれて、4台に渡って使っておられる部分と最新の製品がミックスされて、1年当りで考えたら割と手ごろな価格でフルシステムが完成しました。
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Posted at
2024/06/06 11:27:35