今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのシエンタです。
当社のデモカーと同じ車種で、当初同じ様な内容で作業を進める予定でしたが、デモカーではやっていない作業も行う本格的な内容になっています。
まずノーマルの状態で走行テストを行って、ロードノイズの測定を行った後にタイヤハウス周りの防振作業に入ります。
まるで板金塗装屋さんみたいな広範囲なマスキングで・・
タイヤハウスの内張を外して、鉄板側に防振材を吹き付けます。
外した内張は浸みてはいけない場所をマスキングして・・
こちらも吹き付けで防振材を塗って、天日干しで乾燥させました。
タイヤハウス周りの防振が終わったらシエンタをピット内に移動して、ドアの内張を外して防振作業にかかります。
内張り裏に吸音フェルトが貼ってないので、これは防振が効いたという体感が多く得られるでしょう。
インナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏を指ではじいて響きの種類と中心を探って、どの場所に何の材質を貼るかをマーキングして行きます。
合計4種類の共振点の違う材質を10カ所のポイントを押さえて貼り合わせます。
以前は合計8か所と言っていたのですが、今はシルバーのマットを2分割して貼っているので、材料自体は以前と同じ8個ですが、ポイントは8か所押さえています。
今回は下地作りにかなり力が入っていて、まだまだ防振作業は続いて、今の時点ではここまでですが、これより先は『その2』でお届け致します。
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Posted at
2024/10/11 09:59:53