サウンドピュアディオの人気商品を今日は何品かご紹介します。
もう20年ぐらい前からオーディオテクニカのハイローコンバーターをチューニングして販売していますが、今回のモデルから4CHモデルが無くなったために、2CHの物を2個使って1個としてチューニングして販売しています。
先日のシエンタで最後の1セットを取り付けたので、今は4個で2セット製作している途中です。
外から見ると一般のユーザーの方からすると何も分かりませんが・・
中を開けると右と左のパーツが接近しているのが分かり、方チャンネルのパーツを撤去して、大型パーツに交換して、細いスピーカーコードをピュアディオブランドのSPTケーブルに換えて、2個連結して製品として仕上げいます。
パーツが大きくなって音のクオリティーが上がり、左右のセパレーションが格段に上がります。
それと以前量販店でこのハイローコンバーターをステレオで使われていて、「こちらでもう1個買うので片側はチューニングだけして頂けますか。」と言われる方があったので、「念のために中を開けて調べさせて下さい。」と量販店で買われたハイローコンバーターを開けたら、まず基盤が専門店モデルの様なガラスエポキシ製ではなく普通の安い物で、トランスは5本足ではなくて4本足で、コンデンサーの質が悪く、コンデンサーは元々変えるから問題無いのですが、基盤とトランスが違うのはあまり変わらないだろうと思っても気が進まないのでお受けしませんでした。
昭和の時代に量販店向けに見た目が同じで中をコストダウンした物があるというのはありましたが、まさか令和でそれが復活するとは思いませんでした。
ただ世の中には井川ブログを見て参考にする人がいて、中をチューニングしなくても片側をモノラルで使って2台使えば、ピュアディオほどではないにしても、ノーマルよりは音が良くなるだろうと考えて、2CHを2台使いしている人がいるらしいです。
確かにそのまま使用するよりは音が良くて、これが4CHのモデルがあった頃は4CHの2ch使いの店もあった様です。
そして次の人気商品というか、人気商品の中身は、ピュアコンのブラックボックスのコイルです。
以前から外付けコイルの一から手巻きはあったのですが、それはインダクタンスが30μH以下で、ブラックボックス内は180μH以上で、1ペア作る時間が全く違います。
自動車メーカー純正のディスプレイオーディオの音を良くするために、この大技に撃って出ました。
時間にして半日で1セット半ぐらい出来るでしょうか、そんなに大量には出来ませんが、確実にディスプレイオーディオでこれまで表現出来なかった音の領域が出せるので、日々せっせと作っています。
ちなみに後ろのケースはコンデンサを計測して分類して入れているのですが、人気があるというか、今一番売れている車で必要な微妙な値の違いの物が人気で中が空で、次の入荷を待っているところですが、人気の値は既にブラックボックスに組んで用意してあるので、全く無いという訳ではありません。
そして次はちょっと上級のお客様向けの商品ですが、半導体パルスを起こして車体の静電気を除去する装置の新型モデルが出来ました。
以前発売されていたモデルはかなり前に終了していて、見た目がカッコ良くなって、消費電力も落として今の車に合う様にモデルチェンジをして発売されました。
最近の車は余分な電気を使う事をあまり考えていないために、消費電力の削減に力を入れて、当初は50%ダウンを目指していましたが、旧モデルと同じ効果を得るためには35%ダウンが限界で、やっと皆様にお目にかける事が出来ました。
現在福岡店で仕事の合間に作っていて、昨日の夕方に写真を送って欲しいと言ったところ、5台分の写真が送られて来ました。
システムが大きな方で、デジタル系のエラーが気になる方用の商品で、対象になる方はすくないのですが、欲しい方には「これ欲しい!」という製品となっています。
最後は高級スピーカーケーブルのPMBやSKY3の焼き入れの話題ですが、今日もPMBケーブルの取付があるので、これから370度までハンダ炉の温度を上げて絶縁物を焼き切って導通させます。
炉の横のマスコットみたいな物は、不純物を炙り出した後に、そこから純度の高い部分掛けを抽出した時に出来る塊で、見ていてほっこりするので横に飾っていますが、ハンダの表面が端から1センチ離れてはいけないので、このマスコットを溶かしてかさ上げしています。
今日は先日抽出した物があまり綺麗に見えなかったので、炉に戻される事になりました。
ぎゅーッと絞ってじわじわ形が出来るので、ついつい可愛いと思えるのですが、世界の情勢が悪く、純度の高いハンダは軍用に取られてしまっているので、心を鬼にして炉で溶かさないといけません。
ただまるで兄弟が手を取り合っている様に見えて可哀そうに思えたので、今日のところは銀入りハンダをロールから解いて溶かして、これは先々まで取っておこうと思いました。
そんなこんなのサウンドピュアディオの人気商品のご紹介でした。
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Posted at
2024/10/19 10:49:00