今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、プジョーの408の続きです。
前後のドア4枚のセメントコーティングを行っていて、これはリアドアの内張に粗目を付けて塗る前です。
こちらはフロントドアの内張りで、セメントコーティングしたての青白い状態です。
塗ってしばらくすると乾燥した部分は茶色く変化して、振動でひび割れしないためのつなぎの成分の化学変化が見られます。
山口県産業振興財団でのX線照射のテストでは、複数の材質の反射の周波数で、何本ものバーが立って見えて、単純な構造だと直ぐにひび割れるというのが見て取れました。
もう一つのドアの防振では外板裏を指ではじいて響きの周波数を調べて、黒い工場装着のマットで低い周波数の振動は落としてあるので・・
丸に模様の入っている中音域用のマットと、ゴールドに光る多重構造のメタルで高い周波数を落とします。
この場所では3枚のメタルが貼ってあり、高い周波数の響きのみが残っていたので、この様な貼り方となりました。
外板裏の防振が終わったら、外した薄いウレタンの代わりに金属シートでサービスホールを埋めて、ポコポコいう響きを無くします。
次にリアシートの座面を外して、床面への防振も行います。
プジョーのお客様は今回で4台目の作業となり、これまでの経験から後で防振を追加するのではなく、これまで施工して良かった場所は全て防振を行う事を希望されています。
ただこれまでお持ちの機材は全て取り付けたいとのご要望で、グローブボックスは1DINではなくて、2DINの加工を希望されています。
今の時点ではここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。
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Posted at
2024/11/14 10:35:14