以前の井川ブログで、山口市小郡のラーメン屋で、『ラーメンの味に結論が出ました!』と『ゆで卵食べ放題!』という2つの看板が上がっている店があって、「味に結論が出たというぐらい美味しいのなら、別にゆで卵を食べ放題にする必要はなかったのでは?」という事をかき込んだ事があります。
1980年代の終わりか90年代の初めぐらいの話ですが、意外と覚えている人が多くて、「その店しっています。」と言われた事が多かったです。
今回の話はそれよりまだ前の1978年の話で、自分が高校3年生の時に、山口市の湯田自動車学校に冬休みに通っていた時の話で、自動車学校から少し歩いた所に店の名前は忘れましたが、その日の円相場に合わせた『1ドル珈琲』を売りにしている喫茶店がありました。
自分が小学生の時は円相場が固定レートで、360円と決まっていました。
円は一周回ったら360度だから360円にしたという説もありましたが、当時は輸入車や輸入ウイスキーなどとても高かった様です。
それが自由相場になってああれよれよと言う間に1ドルが220円ぐらいになり、200円を切りそうな時は1ドル珈琲は貧乏学生にとってはありがたい存在でした。
ただその頃に1ドルが190円になって、180円を切るという値段になった頃に、『1ドル珈琲は採算が合わなくなったために中止させて頂きます。』という貼り紙が出ていました。
それで時間潰しをする店が無くなったので、自動車学校の待合室で100円の缶コーヒーを飲んでいたのですが、今日のニュースで円安が進んで1ドル156円という数字を見て、「あー、高校時代に1ドルが180円を切った時に1ドル珈琲が無くなったな。」と当時の事を思い出しました。
それでもまだ156円ですが、長い期間1ドルの物を90円以下で買っていた事があるので、それでも大変な事です。
もし1ドルが200円を超えたら1ドル珈琲がまた出て来るか?とも思ったのですが、1978年と今を比べると人件費が倍以上なので、それはありえないか?と、ちょっと思ってみました。
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Posted at
2024/11/14 17:00:07