自分は営業している日は毎日朝夕の2回のブログを書いていますが、火曜日は宇部店が定休日のために1度しか書き込んでおらず、しかもオーディオとは関係無い話でお客様で読者の方にはご迷惑をお掛けしています。
逆に全国に火曜日のブログが好きだというファンも徐々に増えてきて、今日もいつもの様な火曜日のブログを書き込みます。
自分は週に1・2回宇部市から福岡市に移動していて、12月10日ぐらいから先日まで、約1ヶ月半博多区東比恵のマンションに泊まっていませんでした。
あまりに忙しくて絶対に日帰りでないといけないスケジュールで、久しぶりに泊まったら煎餅布団の硬い寝心地が良くて熟睡出来ました。
悩みは自分が寝ている部屋の窓からの351MHzの電波の飛びが悪く、南区や那珂川市のお友達のいる方に壁があり、通路に出てアンテナを外に出して交信しないと届きません。
そこで通路に出ているエアコンの室外機の上に貼り付けの基台を付けて・・
警察の捜査車両でお馴染みの1・5Dスーパーで室内に引き込み、そこから5Dサイズで無線機に繋いでいます。
以前は40センチちょっとの2分の1波長のアンテナを使っていて、先日は2分の1波長2段の1メートルアンテナを付けて運用しました。
ただこれがうまく行かず、前回2分の1波長でメーターが9振っていたのが、長さが倍以上になったにも関わらず、6しか振らないと逆にマイナスで、相手は部屋の窓の180度反対の糟屋郡志免町のお友達でした。
これは明らかに窓の金具とコンクリートの中の鉄筋の影響をアンテナが受けていて、短い方が影響を受ける率が少ないからよく飛んでいたという事です。
またアンテナは真っ直ぐ立てるよりもやや斜めにした方がメーターが1上がり、これ以上傾けたら逆に下がり、室内から柵の間から手を伸ばして傾きを調整していました。
火曜日のブログを読んでお客様から質問があって、「よく2分の1波長2段と書かれていますが、これは1波長と同じですよね?」と聞かれる事があります。
確かに2分の1波長を2段積み上げると1波長ですが、電波では1波長のエレメントではうまく同調せず、2分の1波長で一度コイルやコンデンサで位相調整を行って、それから次の2分の1波長に繋がないといけないので、1波長とは略しません。
そのため2分の1波長2段は1波長より長くなっています。
位相調整がなく使えるのは4分の1波長だけで、それより長くなると根本に位相調整のコイルやコンデンサが必要になり、一定の長さを超えると更に中間にも位相調整のコイルやコンデンサが必要になって来ます。
4分の1波長でも10メートル級の波長では2・5メートルとなり、逆にエレメントを4分の1波長以下に抑えるためにコイルを巻いて、この手のコイル巻きを中学・高校と馬鹿みたいに熱心に巻いていたら、知らない間に今のオーディオのコイル巻きの達人になっていました。
自分の宇部の自宅には351MHzの2分の1波長3段のアンテナを2本付けていて、メインは下に3本の4分の1波長のラジアルが付いている物で、ゲインは7・15デジベルです。
奥の方に立っているのも2分の1波長3段ですが、手前が1・87メートルに対して、奥が2・25メートルと明らかに長いです。
メーカーが構造を公開していませんが、おそらく2分の1波長3段の下に、4分の1波長を下方向に伸ばしているのでは?と考えています。
ゲインはどちらも7・15デジベルなのですが、電波の打ち上げ角といって横方向に飛ぶ向きが微妙に違うので、双方で相手の場所によって飛びの良し悪しが出てきます。
ほぼ3本のラジアルが付いている方が飛びが良いのですが、相手が高い位置にいる時はラジアルが横に伸びていた方がメーターが少なく、打ち上げ角が低いと予測されます。
電波の実験は最初にメーターの振れの多い少ないが出て、それから何が原因か検証する所が面白くて、それがオーディオのネットワーク回路のコイルとコンデンサの組み合わせによるマッチングの良し悪しの予測と検証に繋がっています。
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Posted at
2025/01/28 10:13:09