先週の土日は福岡店始まって以来の入庫数となって、3台の代車が全て出て、1台は代車無しのお預かりで、2日で4台の完成車を出庫する事になりました。
そのため夜は福岡市内に滞在して、仕事が終わった後は糟屋郡篠栗町の米の山に移動しました。
標高が600メートル弱で福岡市内が一望出来て、土曜の夜の電波の実験はここから行う事にしました。
麓から見上げると徒歩でないと登れない様ですが、狭い道を30分ぐらいかけてグルグルと山道を登って、行きは運良く狭い所で離合する事なく登れました。
コロナ禍の時は展望台に人が集まってはいけないと、途中にチェーンがかかって車では登れなくなっていましたが、今は元通りですがその時の習慣で登る事がなくなっていました。
展望台の奥には電波塔があって、このすぐそばに車を止めると351MHzの電波が抑圧されて受信に難が出て、こちらの電波は届いても相手の電波が聞こえない事があって、それもあって米の山は避けていました。
そこで電波塔から一番離れた登ってすぐの所に車を止めて、351MHzの15チャンネルに合わせると、ナガサキWA2局や熊本県荒尾市の局と交信出来て、これは冴え先が良いと思っていました。
しかし伝搬実験で使う24チャンネルがここでは業務局のデーター波が出ていて、メーターがフルスケールで全く使えず、普通の交信には問題ないものの、20時からの実験には参加出来ないので、2局交信した後に下山する事にしました。
この日は偶数週の土曜日のために大分県側が司会進行のキー局を行う日で、九州道を登って大分県の電波が届く所を探して移動しました。
車内では2台の無線機で、1台は15チャンネルの全国統一の呼び出しチャンネルを受信して、20時からの実験へ誘導するアナウンスが流れるか聞いていて、もう一台で実験で使う24チャンネルを聞きながら移動していると、どうも古賀インターから古賀サービスエリア辺りの工場か倉庫でデーター波が出ている様で、そのデーター波を受けなくて大分県の電波を受ける場所を探して、とうとう北九州市まで行ってしまいました。
この日は翌日が苅田町の日産九州工場の体育館で『西日本ハムフェアー』が行われる前日で、全国から無線のファンの方が小倉や苅田町や行橋に前泊されていて、大分県からの電波が届かない方のために21時から山陽小野田市の竜王山から電波を出して対応する様にしていました。
担当はヤマグチTM310局で、事前に15チャンネルで案内を流すのが下関市のヤマグチFB73局で、自分は北九州都市高速を走っている時にFB73局の案内の固定局からの電波は届いていました。
車はめかり公園の上の方の駐車場に着いて、ここでは大分県杵築市横岳の電波は安定して入って、21時からの竜王山からの運用もサポート出来ます。
セレナを駐車場に止めて、車内から90センチ嵩上げの固定用アンテナを出して来て、セレナの上に立てました。
車載用の4分の3波長のアンテナと、固定用の2分の1波長3段のアンテナで同時受信して、過去に前泊の方が小倉駅付近の居酒屋から何人かで参加して、竜王山にギリギリ届いたという事があったので、ここからだと居酒屋の中でも安定して取れるのではないかと設置したのでした。
しかし今年はオーバーツーリズムで小倉駅周辺のホテルの値段が高いという事で、苅田町や行橋市のホテルに泊られた方が多くて、自分の目論見は外れてしまいました。
それでも21時から22時までで20局の参加を頂いて、『山口西・北九州DCRロールコール・西日本ハムフェア前日特別版』を行う事が出来ました。
参加された皆さん、運営に携わった皆さん、ありがとうございました。
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Posted at
2025/03/11 10:32:36