先日の宇部店の作業から、自分のフォレスターSTIの作業の続きです。
作業と作業の合間に仕事を進めているので、何回か入庫出庫を繰り返して、やっと完成形となりました。
4枚のドアの防振作業が終わって、リアハッチにも防振する事にして、外板裏を指ではじいて響きを調べます。
4種類の共振点の違う材質を貼り合わせて・・ と言いたいところですが、運悪く銀のマットが見えない部分に貼ってあるので、確かに4種類貼っています。
ハッチの内張もセメントコーティングを施し、これで5方向のノイズレベルが下がり、断熱性もアップしました。
更にもう一度入庫して、車全体をマスキングして、フェンダー周りの防振作業も行いました。
作業の合間合間に入れているので、なかなか乗りたい時にフォレスターに乗れませんでした。
車体の吹付とフェンダーと下回りのパーツの防振が終わり、下からのノイズレベルが下がると自分の表現では国産車が一千万クラスの輸入車様な響きと感じて、お客様からは下のノイズが減って車体がある感じがしないから魔法の絨毯に乗っている感じと言われている様な効果です。
スピーカー周りの作業では純正の16センチスピーカーを取り外して・・
ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けましたが、サービスホールを一度塞ぐ防振を行ったのを、一度防振材を剥がしました。
その理由はサービスホールをブチルゴムを使った材質は使わないと日頃から言っていますが、某メーカーからブチルゴムが通常の3分の1と薄いタイプの物が出ている事が分かり、試しに使ってみたところ、やはり薄くてもブチルゴムを含んでいると低音の量がアップされて、13センチサイズにしては信じられないレベルの低音が出る様になりましたが、やはり音色が実際の音楽の音とは違うので剥がしました。
それで金属の表面をラミネート加工した物に貼り換えたら、プロのスタジオ的な正確な音色になったので、これでシリコンでコーキングして、上のパネルを付けてドアを閉じました。
最初からいつもの方式でやればもっと早く出来ていたのですが、そこはお客様のお車ではなくデモカーなので、使った事の無い材質は試して、推奨している材質とどう違うのかお客様にご説明出来る様にしています。
ナビの内蔵アンプでフロントシステムとしては完成しましたが、セレナはパワーアンプが付いていたので、それに比べれば劣っているのと、セレナでは付ける事が出来なかったコントロールコンバーターを、フォレスターに取り付けて日常使いで聴いてみたいです。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/04/14 10:07:25