今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、メルセデスベンツのCクラスのセダンです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、フロントのドアスピーカーの交換を行いました。
ツイーターはJBLの508GTIのシルバードームの物をスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて取り付けて・・
ドアスピーカーは約9センチの純正をJBLのGX302のコアキシャルのツイーターを鳴らさずにスコーカーとして使用しています。
このコアキシャルのスコーカー化は年式グレードによって使う場合と使わない場合があって、純正のプレミアムサウンドでない場合はスコーカーの交換も行います。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンは普通とちょっと違って、コイルが3つ付いている7ピース構成で、3つ目のコイルは見えない所に仕込まれた16センチサイズのウーファーの上限周波数がフリーなのをある周波数で制限をかけて、スコーカーは上限と下限の両方をコントロールしています。
まらMDF板の下にはアルミのケースを敷いて、車両側からの電磁波を防いでいて、更にツイーターに繋がっているブラックボックスの内部のコイルは井川が一から手巻きしていて、こちらでも電磁波の進入を防いでいます。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、お客様の音源と自分の音源と、FMラジオの自分がスタジオに出入りした事がある2局の音を聴いて音調整を行いました。
低音は出気味だったのでマイナス1クリック下げて、中音と高音は足らない感じがしたのでそれぞれ1と2クリック上げていましたが・・
ブラックボックスは4個目で、コイルは5個目で変えて行くと最も生に近くなって、
最終的には中音も高音もプラスマイナスゼロの所が最も生音・生声に近くなって、トーンをあまり動かさない事によってレベルも音色もきちんと合わせる事が出来ました。
これまでこのタイプのベンツは多く取り付けて来ましたが、グレードや年次変更などの違いにピュアコンの値を細かく変えて合わせて行き、シンプルな構成ながら音楽が十分楽しめるシステムに仕上がりました。
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Posted at
2025/05/10 10:13:09