今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スズキのスイフトスポーツのファイナルエディションです。
最後のオーディオレスのモデルを購入されて、システムの取付を行っています。
まずは前後のドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏にベーシック防振の施工を行います。
4種類の共振点の違う材質を貼り合わせて、ドアが重たくならない割に効果的な防振効果を得ています。
何よりも使うブチルゴムの量を最低限に抑えているので、ブーミーで低音の量だけ出ている状態ではなく、小気味良いサウンドで鳴ってくれるドアに仕上がります。
外したフロントの内張は、ツルツルの裏面を粗目を付ける下処理を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗っていき、こちらもドアが重たくならない割に最高の防振効果が得られる様に工夫しています。
またひび割れを起さない様につなぎの成分が入っているので、最初は青白いコーティング剤が、つなぎの成分の化学変化で乾燥して来ると茶色に変わっていきます。
フロントのドアにはサービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って、片側3層のフル防振の状態にしました。
そして内張の表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、ドアの金属部分と金属リングを使って繋いで、内側をセメントコーティングして剛性アップと、金属の表の音の反射を防いでいます。
ノーマルのドアの内張と比べるとこんな感じです。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
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Posted at
2025/06/01 10:13:02