今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、アウディのQ3です。
純正のディスプレイオーディオ付きのお車にベーシックパッケージの取り付けと、前後のドアの防振を行なっています。
まずはドアの内張を外して、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行ないます。
コーティング部分が染みてはいけない場所はあらかじめマスキングをして、ランダムに厚い薄いを作りながら塗っていきます。
次にドアの鉄板部分の防振を前後ドアに行なって、ドア4枚の2層防振が出来上がります。
ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、外ドームタイプのJBLのP560Cのミッドで上質な高音を拡散させます。
純正のツイーター位置はデザインがまとまっているのがメリットですが、車体の金属が近くてマグネットの磁力線が曲がるのと、指向性の向きがちょうど良い角度が選べないのと、ユニットの質感の3つの理由で音質の差は歴然と出ます。
純正のドアスピーカーとJBLツイーターの音域分けとインピーダンス調整はグローブボックス下のピュアコンで行い、他のアウディ車で出た値を一度入れて、そこからQ3にピッタリ合う値を探しました。
調整はスマートフォンの音源とFMラジオで行い、FMではこれまで何十回とお会いして生の声を知り尽くしている立山律子さんの声が本人らしく聞こえる様に合わせて、スマートフォンの音源もこのシステムで限界まで生音・生声に合う値にして、ディスプレイオーディオのパネルでも調整したところで音調整を終了しました。
シンプルなシステムですが、ドア4枚の2層の防振も加えて、音質・静粛性・断熱性の3つの要素をアップした、特別なアウディQ3が完成しました。
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Posted at
2025/08/01 09:52:55