今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのCXー5です。
横長になったマツダコネクト付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずドアの内張りのインナーパネルを取り外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
外した内張は規則性を持たないランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行って、この時期ならではの天日干しで乾燥させます。
ベーシック防振のセメントコーティングが完了して、インナーパネルと内張りを元に戻すと、入庫時とは音の響きも静粛性も別格になり、ドアの開閉音が変わって、まるで高級輸入車の様な響きに変わります。
ベーシックパッケージなので16センチのドアスピーカーはそのまま使用して、ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、上質な2WAY構成のスピーカーの音へとチェンジします。
高音質の決め手はグローブボックス下に取り付けるピュアコンで、純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルに加えて、現在はブラックボックスの中のコイルも手巻きに変えていて、機械巻したコイルには出せない滑らかで透明感のあるサウンドが多くの方から好評を頂いています。
全ての組み立てが終わったらピュアコンの値の微調整と、マツダコネクトのイコライザー調整を行います。
以前のバス・トレブルだけの調整だった時のマツダコネクトに比べて、現在は13バンドのイコライザーとなって、きめ細かな音調整が出来る様になりました。
デジタル音源で音を合わせた後に、FM山口で放送を聴くと、勝手知ったる放送局の音が正確に鳴っている事が確認出来ました。
現在の車はナビやデッキ交換が出来ないのが当たり前になって来て、24年前にサウンドピュアディオのブランドを立ち上げた時にこういう未来がやって来るので、そのためのベーシック構想であって、パッケージも何度もマイナーチェンジを繰り返して、24年経った今が成熟期となっています。
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Posted at
2025/08/21 10:11:30