今日FM福岡のスタジオで撮影した写真を整理していたら、1990年代のCDを撮影したものが見つかりました。
それは番組中に90年代はディスクにレコーディングのプロセスの3段階がアルファベット3文字で示されていて、DはデジタルでAはアナログで、最終的にはデジタルにするのでAAD→ADD→DDDとデジタルのプロセスが増えると音が良いみたいに思われていましたが、アナログのプロセスが多い方が音が自然とか色々な感じ方がありました。
そんな90年代に天野清継さんと国府弘子さんの作品ではDDDというフルにデジタルの作品とAADというアナログプロセスの多い作品と、DADというデジタルで録音しながらも1度アナログに戻してプロセッシングして、またデジタルに変えてという手法の3方式があり、それらを聴き比べてその差がよく分かるセッティングが良いセッティングと勘違いしていて、音楽性よりも音の特徴をという、今考えたら間違ったセッティングだと感じています。
それは演奏している本人に会って生の音を知るという努力を怠って、なんか評論家気取りというか、こんな大事な事を何故行わなかったんだという話をFM福岡でしたと時の写真が出て来たのです。
百聞は一見にしかずという諺が有りますが、色々論ずるよりPA通しでは無い生音を知る事がこんなに重要だと知る前の昔話を思い出した時の写真でした。
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Posted at
2025/10/22 16:37:58