何かをやろうと思うと、道具が必要。
道具がなくてはできないことは多い。
料理だと、素人はまず道具を買いそろえるところからはじめると揶揄されることもあるけれど、いい道具がなければ満足に調理はできないのだ。
やたら高級なものを買いそろえる必要はないけれど、万能包丁一本ではできることが限られる。刺身をきれいに切ることもできない。キャベツの千切りもうまく切れない。柳刃包丁や菜切り包丁が必要。
それと同じで、自動車でも電子工作でも塗装でも、木工でも金工でも、道具があってナンボだ。
電子工作だと、テスターが最低限だが、今の機能豊富なマルチテスターでもつかめる情報は限られる。

オシロスコープは必需品。自分の場合数百MHzを扱うことがないので、25MHz2CHのデジタルオシロ(秋月で扱っていた有名な格安オシロ)を使っている。デジタルなので軽く扱いやすい。今のところ使っていないが、PCから波形を観測することもできる。OWON PDS5022S

今回はどうしても必要だったので、ファンクションジェネレーターを手に入れた。DDSのが欲しかったが、ヤフオクでタイミング悪く他の人に落札されてしまった。結局定番と言える岩通のSG-4111を落札した。中古が潤沢に供給されているので焦らなければ安く手に入れられるけれど、自分の時はちょっと高めになってしまった。11MHzなのでそこそこ広い。どうしてもDDSがひつようとかスイープとか使いたかったら、秋月のminiDDSファンクションジェネレーターでも買えばいい。

電源装置は0~30V(±15V)5Aの定電圧/定電流実験用電源をもっているが、もう1~2台実験用電源が欲しい場面がある。ちゃんと出力が出れば多少のことは目をつぶるつもりでメトロニクス SPEC 6806の3台セットを落札してしまった。0~±18V0.6A,0~+6V3Aで、デジタル回路もアナログ回路もOK。オペアンプには±電源が必要なので、この手の電源があるといい。
3台あれば一部壊れていても部品取りとかに使えるという目論見であったが、今日届いてチェックしたら、いずれも出力には問題ない様子。
ただ、メーターの切り替えスイッチがどれも程度の差はあれ劣化している様子。特にアンペアメーターがうまくない。メーターが動いたり動かなかったりするものがある。多接点スイッチは劣化しやすいのでやむを得ない。
分解して接点を磨いてやればいいけれど、スイッチを外すのはめんどくさそう。
電流計は他にもいくつかあるし、このままでも構わないが。
早速、エアレギュレーターのヒーターチェックに使ってみた。取り外したものもちゃんとヒーターが聞いてシャッターが閉じた。しかし、冷やしてもあまり開かないのはバイメタルの劣化?
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自動車をいじるための工具も増えている。クランクプーリーを抜くものとか。ケース入りなのだが、ちょっと大きいのでしまい場所に困りはじめた。
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2015/09/20 12:53:48