今日ご紹介するのは先週から宇部店でお預かりしている日産の電気自動車・リーフの作業です。
オーディオレス車にナカミチのCD-700KKを以前乗られていたお車から移設しました。
スピーカーはドアにアウター・スラントのバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-MIDを装着しています。
ツイーターはB&Wの限定ユニットをワイドスタンドを製作して取り付けていますが、これはまだ寸法と向きによる音合わせのため未塗装の状態です。
また電気自動車は消費電流を増やすとその分走行距離が減るので、スピーカーケーブルを高級な物を使ってロスを少なくして音質を上げています。
ここの部分はグレードを上げても使う電気は変わりませんからね。
その反面グレードを上げれば電気を使うのがパワーアンプで、お客様は以前乗らていたガソリン車で使っておられたPA-2002を取り付けたいとご希望されていました。
そこでアンドリング電流を低く設定したPA-2002を作ってみたのですが・・
やはり本来の魅力が無くなるという事で廃案になりました。
お客様はガソリン車の時の2002レベルの音を求められていて、ピュアディオチューンの電気自動車専用アンプでは役不足との事であれこれと試行錯誤を行いました。
イコライザーに関しては以前お使いの物から3分の1に電流を絞る事が出来て、ここは問題ないのですが、アンプの電流以外にどこからか電磁波が出ていてそのシールドを行わないと音色に問題が出て来ました。
それと電気自動車の電源ってガソリン車と違ってドンと安定して強く押して来る感じがして、ガソリン車のセッティングがそのまま使えないんですよ!
それで何日もかかってたどり着いたのがこのアンプです!
ナカミチのPA-1002Nですが、何と無音時のアイドリング電流が0・5アンペアでドライブしています。
更に音量を上げて通常の音楽を聴くレベルで0・84アンペアで、かなり音量を上げて1アンペア後半から2アンペアを超えるかぐらいの電流でした。
(測定は最初プラス側でしていたが、撮影の表示の向きを合わせるためにかなりひねり気味だったため、後半はマイナス側の帰りの電流で測定)
電気自動車はガソリン車と同じ作業では同じ結果が出ず、独特のノウハウが必要になります。
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Posted at
2013/11/01 12:53:39