今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からマツダのアテンザです。
マツダ純正のパイオニア製のナビオーディオが装着された状態で入庫となりました。
今回は純正スピーカーにJBLツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージと、ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼るベーシック防振の施工を行いました。
まずはドアの内張りを外して防振作業を行います。
ドア内に手を入れるために純正スピーカーを外しましたが、このスピーカーは大手メーカーのトレードインスピーカーに比べたらローエンドの音と400ヘルツ付近はしっかり出ています。
そのため安いパワードのバスが必要ないぐらいの低音と、トレードインでは再生出来ない中域の押し出しがあります。
欠点はかったるい音域があるところですが、そこはピュアコンのコントロールと追加するJBLツイーターで補います。
ピュアコンでコントロールされる信号は一度ナビを取り出して裏から直に配線を取り出しています。
このやり方もトレードインスピーカー以上の高音質を表現出来る秘訣です。
ダッシュ上にはピュアディオ製スタンドを使って仰角と左右の振り角を付けてPシリーズのツイーターが付けてあります。
一般的なメーカー製の付属スタンドでは仰角が上を向きすぎたり、最近の車では右と左の奪取の傾斜が違っている車が増えているので、車種ごとに左右で5度づつ角度を変えているピュアディオスタンドは重宝します。
全ての組み立てが終わったらパイオニアのナビのイコライザー調整を行います。
自分のCDの他にお客様のソフトでも音を確認するのですが・・
MSVの中のかなりの楽曲が角松敏生さんのものでした。
アテンザのお客様は角松敏生さんの大ファンで、サウンドピュアディオ提供の番組の中で角松さんが「自分の楽曲はいいスピーカーやいいヘッドフォンで聴いて欲しい!」と言われた事に影響されたのか、番組を聴かれた事が来店されたきっかけだそうです。
角松敏生さんにはデモカーでサイバーナビの音とCD-700KKの両方で音を聴いて頂きましたが、あえてサイバーナビも使ったのは「ナビのミュージックサーバーでもこのぐらいのいい音が出せるんですよ。」というアピールのためでした。
いままで多くのアーティストの方にデモカーの音を聴いて頂いていますが、従来のカーオーディオの音が良くなったという音ではなく、全くジャンルが違うというか、スタジオ用のプロ機の音をスケールダウンして車内に持ち込んだという感じです。
そんな事を思いながらピット内でイコライザー調整した後は、表に車を出してエンジンをかけて音を再確認してから出庫の準備に入りました。
ベーシックパッケージとベーシック防振は価格的には普通の専門店に比べたら安く設定してありますが、内容は低価格ながらもアーティストがスタジオでレコーディングした音により近く設定してしてあります。
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Posted at
2014/06/16 11:52:44