今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からホンダのN‐ONEです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオが装着された状態で入庫となりました。
ダッシュにピュアディオ製スタンドを使ってJBL製ツイーターを角度を付けてセットしています。
現行のJBLツイーターは外ドームでドームの大きさが小さい物か、ドームは大きいが内ドームの物しか国内では発売されていません。
ピュアディオでは外ドームでそれなりの大きさのモデルを専用のロットで作ってもらっているので、同じJBLでも他店では現在扱えないモデルを使用しています。
フロントドアには防振メタルと防振マットを組み合わせたベーシック防振が施してあります。
メタルはピュアディオカタログに載っているとおりの複雑な多重構造で、マットでは取り切れない 高音域の振動を打ち消しています。
ドアスピーカーはピュアディオブランドのISP-130をインナーバッフルを製作して取り付けています。
インピーダンスがほとんどの周波数で4オームよりやや上に設定してあるために、13センチサイズにしては重みのある音になっていますが、これは一般的なスピーカーとの比較の話で、強い音域と弱い音域を作ってメリハリを効かせるのではなく、音色はあくまで生演奏の音に近づけています。
このスピーカーは普通の価格帯でありながら鳴らし込みでかなり音が変わるタイプで、3時間ぐらいあれこれとジャンルを変えた音源を再生してスピーカーを鍛えています。
鳴らし初めと3時間後で音色が変わっていますから、3時間後にピュアコンのコイルをあれこれと交換して音を追い込んでツイーターとISP-130のクロスポイントを決めます。
クロスポイントが決まったらナビオーディオのイコライザー調整を行います。
数字が367とか887とか中途半端な数字ですが、おそらく楽器のオクターブを基準にしているのでしょう。
DSPで意図的に残響がかけられる様になっていますが、ここは使いません。
使わないと言いながらも一度入れて聴いてみて、やはり使わない方が自然な音のので、この状態で出庫の準備に入ります。
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Posted at
2014/07/10 11:25:45