今日のニュースで昨日自動車評論家の徳大寺有恒さんが亡くなった事を知りました。
自分は20代の時には徳大持さんの著書が大嫌いで、読むだけで気分が悪いと思っていました。
ただ年齢を重ねて行くと段々自分も物の良し悪しが分かる様になって、いつしかファンになっていました。
今から10年以上前にあるラジオ番組に出られていて、その時に「自分が目指している所は葬式で『あいつかっこよかったよな。』と友人から口々に言われたい。」という話を聞いて、「この人の様な生き方がしたい!」と共感しました。
ただ自分はいつまでたってもただのカーオーディオ屋のおやじですけど・・
そんな徳大寺有恒さんの『駆け抜けてきた』という著書を最近持ち歩いていて、この本の内容についていつかブログで書こうと思っていた矢先に今日亡くなった事を知りました。
『わが人生と14台の車たち』と書いてありますが、乗られた車はその何倍もの数ですが、特に印象に残った車の事が書いてあります。
ただ時代背景が昭和の部分が多く、徳大寺さんよりも20歳下の自分が小学生の時ぐらいの話も出て来ます。
徳大寺さんが生活が苦しくてもこの車が欲しい!という気持ちで無理して買った事で自動車評論家としての人生が開けたという事も買いてあり、自分が1999年に「もうじき地球は無くなるから今のうちに。」と清水の舞台から飛び降りたつもりでポルシェ911の新車を買った事を思い出しました。
そんな徳大寺有恒さんの『駆け抜けてきた わが人生と14台の車たち』を是非ご一読下さい。
最後に徳大寺有恒さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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Posted at
2014/11/08 19:43:58