今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からホンダのフィット3です。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、それに追加してベーシック防振の施工を行いました。
取り付けたツイーターはおなじみのJBLの外ドームの25ミリサイズの物ですが、この製品の単品製造はもうしてもらえないので今では貴重品となりつつあります。
次にドアの内貼りを外してそこから防水ビニールを一度外して外板裏にベーシック防振の施工を行います。
意外と知られていないのはサウンドピュアディオのお店は閉めきったピットで空調をかけて作業を行っていて、これはピットの人間に楽をさせるためでなく、一年を通して同じ温度・同じ湿度で作業する事で作業に当たりはずれを出さないという目的で空調をかけています。
以前は防振やハンダ付けの作業で春や秋に施工したものが当たりで、逆に冬の寒い時や夏のすごく暑い時の作業ははずれと言っていい出来でした。
理由は防振材の着きのが悪かったり、ハンダのムラが出たりなどで、そのために一年中気候がいい時のコンディションで作業しています。
他に防振での違いではスピーカー後ろのの外板裏にはスポンジ系の材質を貼っているお店が多い中、ピュアディオではスポンジ系の物は使っていません。
また防振材の組み合わせを写真に載せる事はまずなく、その理由は一般的な業者が見本を示したものにアレンジを加えるというやり方ではなくて、防振後の鳴りに関してはメジャーレーベルのアーティストさんに音を聴いてもらってその響きが正しいかどうかというレベルの音決めを行っているため、その結果を写真で載せるという事は絶対にしたくないから掲載していないのです。
防振作業が終ったらグローブボックス下のピュアコンのパーツの組み合わせを変えて音決め・・ と言いたいところですが、フィット3でベーシックプラス防振の作業は沢山例があるので前もって設定された値を入れればピークのクロスポイントになります。
次にケンウッドのナビオーディオでCDを再生して音調整を行います。
かなりの項目の音をきらびやかにする機能がありますが、そのほとんどをオフにして自然でな滑らかな音にします。
純正のかったるい状態にメリハリを付ける機能なので、音を整えた状態でオンにするとかなりわざとらしい音になるからです。
最後にイコライザー調整を行いますが、これはパナメトリックという最初に動かす周波数を決めて、その後でレベルを上下するという方式で通常のグラフィックに比べると操作が難しいです。
その反面動かすバンドの幅を3つから選ぶというグラフィックには無い機能もあります。
もし同じ車種で同じスピーカー構成で同じナビの場合は同じ調整パターンがベストなので、全ての調整パターンは会社のサーバーに記録していて、次にスピディーに調整出来る様にしてあります。
ただ年に何回かは何度調整してもフラットの位置が一番いいという事があります。
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Posted at
2015/02/08 10:02:23