今日ご紹介する1台は先日の札幌店の作業からレクサスのRX450hです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付で、今回はツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージの取り付けを行いました。
RXのフロントスピーカーはウーファーとスコーカーとツイーターの3WAY構成で・・
一番上のツイーターは内貼りの裏に斜めに角度を付けてあり、指向性の美味しいゾーンで聴ける様にしてあります。
しかしピュアディオ推奨の取り付け位置に比べれば劣るのと、ツイーター裏のハイパスフィルターも他の純正よりはいい部品ですが、やはりピュアコンにはかなわないのでここは撤去します。
ツイーターの下には中音域用のスコーカーが付いていますが、ここはそのまま使用して、ハイエンドの音は垂れ流しの自然減衰に任せているのでピュコンでローパスフィルターをかけて綺麗に再生出来ない音域はカットします。
ドアのウーファーには車両アンプからあらかじめ中高音をカットした信号が来ているのでここはそのまま使いました。
ダッシュ上にはピュアディオ製のスタンドを使って角度を付けて、JBLの25ミリサイズの外ドームツイーターを取り付けました。
後ろにはピュアディオ製のスピーカーケーブルが見えますが、これは車両アンプの後にピュアコンを付けて、そこで周波数幅とインピーダンス特性を整えて純正スコーカー用との2分配した後にそこからひいて来ています。
そういえばこのRXのピラーには広い範囲に広がるエアバックが付いているのでツイーターのピラー取り付けは出来ませんね。
続いて普通はベーシックパッケージでは触らないリアのラゲッジの作業で、右奥に車両アンプが付いていて、ここからフロント信号を取り出してピュアコンに送ります。
取り出した信号は左奥の空いたスペースに厚めの板を下にひいて取り付けました。

ピュアコンの中と外のコイルが鉄の影響を受けてインダクタンスが上昇するのを避けるためです。
実はRXではここからツイーター裏まで別配線で音を送っていますから、フロント周りだけで取り付け出来る車種よりはパッケージの価格は高くなっています。
ベーシックパッケージ取り付け前はどんなにトーンコントロールを動かしても満足出来なかった音が、取り付け後ではウソの様に音のヌケが良くなり、全てフラットでも満足出来る音に変わりました。
同じ車種で同じ年式・同じ仕様のオーディオであれば最初に時間をかけて調査してパッケージを作っているので同じ音が出せて、前もって何人もの方に満足して頂いているので、安心してお買い求めいただけます。
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Posted at
2015/05/15 12:20:00