今日ご紹介する2台は昨日の今日の宇部店の作業からで、まずは本日の作業のスズキのスイフトです。
フロントドアはフル防振してあるのですが、リアドアの純正スピーカーは鳴らしていないからとそのままにしておいたのをフル防振に変更します。
ベーシック防振にサービスホールの処理をプラスして、リアドアの下処理を行なってからセメントコーティングを行ないました。
続いてリアのハッチに防振メタルを貼るベーシック防振を行ないます。
リアのハッチからのロードノイズの進入を防ぐのと、ラゲッジの25センチサブウーファーにつられて鳴くのを防止するためです。
次にBピラー根元に塗装した防振メタルを貼ってこの奥の空洞での鳴りを減らします。
ロードノイズがこの空間で回るのと、スドアピーカーから鉄板を伝わってくる鳴りとの2つを減らします。
左側は車体番号のプレートがリベットで止まっていて響きが違うので貼る位置と組み合わせが変えてあります。
最後にダッシュの軽くてビンビン響く場所に取り付けてダッシュ下から上がって来るノイズレベルを下げます。
それ以外にツイーターの音がダッシュの揺れが減った事で良い音になって、ツイーターのグレードを上げたのかな?という様な変化がありました。
スイフトはリアドアのセメントコーティングが乾いて組み付けて音出しを行ないましたが、トータルでイコライザーの変更を行なわないといけないぐらいもわもわ感が無くなって、音がシャープになりました。
次の1台は昨日の宇部店の作業からトヨタのカローラ・ルミオンです。
先ほど紹介したスイフトの内容は全て施工してあり、今回は前後のフェンダー周りの防振を行ないました。
フェンダーにマスキングして鉄板の響くポイントを見つけて内側に防振メタルを貼り付けます。
フェンダーの内側のプラスチックを外して車内に響く部分にもメタルを貼ります。
外したフェンダーのプラスチックには響く中心にメタルを貼ってロードノイズを防ぎます。
以前はフェンダーの内側に樹脂やセメント系の物を吹き付けていましたが、ピンポイントで節を作って静かにする方が効果が高いので、現在はメタル防振が主流になっています。
この部分を以前メタル防振されたお客様は雨の日に水溜りを走って『ザザザザザ!』という音が静かになったと言われています。
オーディオのシステムが高い方の方がせっかくの良い音の妨げになると防振個所を増やされている様です。
今回のルミオンではフロントフェンダーだけでなくリアのフェンダーの内側の響きを確かめてメタル防振を行ないました。
フロントに比べればリアの面積は狭いですね。
多重構造のメタルでプラスチック部分に芯が出来て響かなくなります。
先月施工したヴォクシーもそうでしたが、左右が非対称でプラスチックの大きさが違います。
おそらく給油口の付いている側と反対側で大きさが違うのでしょう。
ルミオンは昨日納車していますから、今日の大雨でフェンダー内防振の効果がよく体感出来たのでは?と思っています。
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Posted at
2015/06/08 16:24:47