一昨日の水曜日は宇部店で仕事をしていて、夕方から福岡市のアクロス福岡に向かいました。
サウンドピュアディオがお世話になっているジャズピアニストの小曽根真さんのソロコンサートを聴きに行くためで、今回はクラッシックとジャズの両方の演奏が聴けるというプレミアムな公演でした。
サウンドピュアディオ提供のラジオ番組の中で小曽根さんが「シンフォニーフォールは響きがいいからついついホールに弾かされて、気が付いたらリハーサルでかなり力を使ってしまっている。」と言われたぐらい響きのいいホールで、途中のMCの時はマイクを使って話されるももの、演奏は全て生のピアノの音を全席に届けられています。
コンサートの中のMCでも小曽根さんは、「自分の力じゃないんです。ホールのこの響きで弾かされているんです。」と言われていましたが、いくらホールが良くても演奏者の腕と情熱がないとそうは行きません。
そういえば自分も自分の力で良い音を出しているんじゃなくて、多くの優れたアーティストさんの力あっての今の音で、アーティストさんと直接交流する前の音を今聴いたらちょっと恥ずかしくなるでしょうね。
それと今回座った席はステージよりもやや高い位置の放送関係者用の席で、廻りにはFM福岡の方とNHK・FMの方、そしてKBCの方の業界人ばかりでした。
近すぎず遠すぎずのちょうどいい位置で、美しいピアノの一音一音に聴き入っていました。
コンサートは前半と後半の間に15分の休憩タイムがあって、休憩中はピアノの調律師の方が激しく演奏したピアノの調律をして整えられます。
その間に自分は楽屋にお邪魔させて頂いて、写真撮影をさせて頂きました。
その時にいかにも音楽関係という人が入って来られて、小曽根さんが「えーっ、今日福岡に来ていたの?」と言われていました。
声はどこかで聞いた事がある方で、ジャズボーカリスト&フリューゲルホーン奏者のTOKUさんでした。
それから客席に戻り2部を聴いていて、最後の最後でアンコールの時にTOKUさんもステージに上がられて二人で即興演奏をされました。
休憩時間までは小曽根さんもTOKUさんが来られている事は知っておられず、本当の即興演奏の素晴らしさを知る機会に感動しました。
水曜日は小曽根真さんの生のピアノ+TOKUさんの生声+フリューゲルホーンの音の3つの生音を聴く事が出来て、とても有意義な一日になりました。
帰りはちょっと前に聴いた小曽根真さんのピアノ演奏のCDを車の中で聴いて、TOKUさんのボーカルとフリューゲルホーンの音も聴いて、自分の車のオーディオの音色が整っている事を確認しました。
追伸
コンサートの中で演奏されたオスカー・ピーターソンの曲が気になって、昨日CD屋さんで本家本元のCDも買って聴きました。
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Posted at
2015/06/19 11:42:51