先日トヨタ2000GTのレールライトと西鉄貝塚線の電車のテールランプが似ていると書き込みましたが、その時引用した写真が映画『007は二度死ぬ』の日本でのシーンからです。
実はこの映画はトヨタ2000GTのリアが映るシーンがやたら多くて、その時にテールライトを何度も見て頭の中に強く残っていました。
そのトヨタ2000GTのテールが映るシーンが多い理由は、日本でのボンドガール役の2人のうちの前半を担当する予定だった浜美枝さんの英語力が弱くて、後半の若林映子さんと交代させたところ、若林さんが運転免許を持っていなかったので、日本人の男性にかつらとスカーフを付けさせて運転させているので、あまり前から映せなかったそうです。
それとオープンになっている2000GTは当初タルガトップで出来上がっていて、ボンド役のショーン・コネリーの背が高すぎて頭がぽこっと出てしまうために、撮影の直前でオープンカーに作り変えられたそうです。
たしかにフロントガラスの上よりも頭が出ていますね。
なお幌をしまうスペースが作ってありますが、これはダミーだそうですが、二週間以内という短期間でタルガからオープンに作り変えてこの仕上がりとは、日本の匠の実力を感じる1台です。
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Posted at
2016/05/20 10:16:49