今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からホンダのS660です。
先週の白いS660の取付のブログを読まれて来店されて、ベーシックパッケージとベーシック防振にオプション2点をプラスした同じ内容でという事で入庫となりました。
オプション2品の内容はピュアコンのブラックボックスを標準からRRタイプに変更の4000円と、SSF追加の10000円の合計14000円と税をプラスしています。
ただ前回と違うのは既にインナーバッフルを使ってカロッツェリアのトレードインスピーカーが付けてあって、これを純正に戻してからベーシックの取付を行いました。
トレードインスピーカーへの不満は音質だけでなく、雨漏りもあったそうで、うちでもS660でスピーカー交換する時は気を付けないといけないな、と思いました。
作業はトレードインスピーカーとインナーバッフルを外して、スピーカーの裏には市販の防振材が貼ってあったのでこれを外します。
ドライヤーであぶったら意外と簡単に取れました。
ドアの中を素の状態にしたら防振メタルと防振マットを貼り合せるベーシック防振の施工を行います。
奥の狭い所のカーン!という高い響きは防振メタルを使って響きを抑えて・・
ボン!という低い響きの場所の中心にマットを貼るという手法で、トータルでドア全体の響きをスムーズに静めます。
そしてドアスピーカーをホンダ純正に戻して・・
内貼りを組み付けたらドアの作業は完了です。
ドアに比べたらかなり時間がかかるのが異形パネルの純正オーディオから音信号を取り出す作業で・・
作業の難易度は10段階の上から2番目という大変な作業です。
スピーカーの末端から音信号を取り出したら短時間で作業は終わるのですが、ピュアコンまでの信号毛色はほぼノンロスで伝送したいので、時間がかかってもここは手間をかけます。
取り出した信号はピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下のピュアコンに送り、S660専用のRRコンとSSFとコイルの合計6点セットで音を制御して、純正のドアスピーカーとダッシュの後付けツイーターに送ります。
ダッシュのツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、適切なふり角と仰角
を付けています。
全ての結線が終わったらスマートフォンに入っているエージング用の音源を鳴らしてスピーカーを慣らします。
S660用のベーシックパッケージでオプションを2品プラスした場合は調整機能が全てセンターが一番良い状態になります。
調整が全てセンターで、デジタルのプロセッシングも全く使っていないのに、メーターパネルから音が迫って来る様な音場に仕上がっています。
ただし音色はデジタルプロセッシングと違って極めて自然で、S660のコンパクトな室内を上手く利用したまとまりの良いシステムが出来上がりました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2016/06/06 10:32:09