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イイね!
2016年08月31日

信号待ちをしていたらドカン!と



自分は定休日には店の代車に乗る事があって、エアコンがきちんと効いているかとか、タイヤが偏摩耗してフラフラしないかなど調べて、直す所は直ぐに整備に出す様にしています。


最近見つけたのがエアコンの『AC』のマークの所のランプが何度押してもつかなくて、エアコンはしっかり効いていたので、ランプが切れていただけでした。


月曜日の夜は福岡店を代車に乗って出発して、車内ではクロスFMの『チャレンジレディオ』のコウズマユウタの声を聞きながら走っていて、自分は本人の生声をスタジオで聞いた事があるので、「もう少し高音を上げないといけないな。」と思っていました。


粕屋郡新宮町から福岡市東区に入って、信号待ちでそのまま『チャレンジレディオ』を聞いていたら、ラジオのBGMではない音楽が聴こえて来て、その音がどんどん大きくなって来ました。

「あれっ? ナビが壊れてSDカードの音楽とラジオが同時に鳴っているのか?」と操作してSDに切り替え様とした時に『ドカーン!』という音がして、混じっていた音楽が鳴らなくなりました。


ここまで読んで、「あー、後ろから追突されたんだ。」と思われた方も多いと思いますが、違います。


「何々?」と慌てていたら、隣の車線にいた車のお兄さんの顔がとても焦っていて、青信号になっとたんに急スピードでユーターンしてどこかへ行きました。


自分は何だったんだろうとよく頭の中を整理したら、サウンドピュアディオのステッカーを貼った車がいたから「俺の車はこんなに大きい音が出る!」というのをアピールしたかったのが、自分がナビの不調と思って気付かず隣を見なかったので、それでどんどんボリュームを上げたらどこかが壊れてドカン!という事になったみたいです。


これと似た様な事が他にあって、次男がまだ学生だった時に新宮町から古賀市内に向けて走っていたら、サウンドピュアディオのベンツのデモカーと分かってモニターテレビを沢山付けた車がやたら前に回りこんで見せようとして、うざったいので無視してビューンと加速して抜いて行ったら必死で付いて来て、そうはいってもその時は387馬力でトルクが54キロのV8エンジンの車だったので、黄色から赤に変わる前に加速して振り切ったら、信号が完全に赤になったのに突っ込んで追いかけて来ました。


自分が「はいはい、そんなに見せたいのなら見てあげるよ。」と振り切るのをやめたら、それを見ていた助手席の次男が「こんなお客さんが来るのなら自分は親の仕事を継ぎたく無い。」と言い出しました。


「あれは特殊な例で、うちにはあんな人は来ないからね。」と言ってなだめても家業は継ぎたく無いと言い続けていたのですが、結局今は家業見習っている状態です。



カーオーディオというとこの手の話は沢山あって、先日資産運用のセミナーの後に参加した社長の飲み会があって、その時に不動産関係の人から「井川さんは何故そんなブラックな仕事をしてるんですか? そんな仕事をしなくても不動産賃貸でやって行けるでしょう。」と言われました。


まあ、前の二つの話からするとブラックな仕事と言われても仕方ないのですが、その人の言うにはテナントを貸し出す家主を守るために家賃保障の保険があって、その保険を家賃不払いで使う確立がカーオーディオの業種に多いから『カーオーディオ=ブラックな仕事』と言われたそうです。


確かにあちこちでつぶれているし、これからつぶれそうな所も何軒もあるしで・・



ただ昭和の時代はカーオーディオは品のあるお医者さんとか経営者の人が多くて、平成になってからの音圧ブームの時に客層が一気に変わって来て、ブームの時に業者から「あなたみたいに音圧商品を扱わないのは馬鹿だ!」とも言われました。

結局自分の事を馬鹿と言った業者の方がつぶれたのですが、本来良いカーオーディオは「エリートが車の中でリラクゼーションして仕事の活力を養う!」というはずだったのが、どこかで間違って全く違う方向に行って、昭和の時代から同じ流れを引き継いでいる自分は完全な絶滅危惧種になっています。



最後にもう一つ毒を吐くと、以前ある高級車の試乗をした時に同乗したセールスマンがその車に付いているプレミアムオーディオに付いて説明していて、最後に「これからカーオーディオの専門店は無くなりますから。」と言っていました。


自分が「その話は誰が言っていたのですか?」と聞いたら、プレミアムオーディオの製造を受けているメーカーの説明でそういう話があったそうです。


そういえば昭和の時代に少しだけ家電業界でフリーランスで働いていた時に、「人数が足らないからメーカーの新製品発表会について来い!」と言われて人数合わせについて行った時に、「○○電器は皆様の様な町の電気屋さんに支えられてここまで来ました。これからも皆様を大切にして行きます。」と言いながら、別な量販店の発表会に人数合わせで参加したら、「○○電器は今までは町の電気屋さんを中心に販売していましたが、これからは皆さんの様な量販店を中心とした販売に舵を切ります。」と言っていました。

「これは完全な二枚舌だな。」と自分は思ったのですが、片方でカーオーディオの専門店を認定店とか言って持ち上げて、片方でディーラーに「これからカーオーディオの専門店は無くなります。」と言っているメーカーのやり方は昭和も平成も変わらないと思いました。


ちなみに乗っていった車がベンツのセダンで、ステッカーも小さいユーザーサイズしか貼っていなかったので、「この客はオーディオに凝っているのだろう。」と思って、まさかこれから無くなると言った業種の人間とは夢にも思っていなかったみたいです。


そんな訳で自分はメーカーとある程度距離を置いて付き合いたいので、認定店とかにはならずに、我が道を進んでいます。
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Posted at 2016/08/31 18:53:17

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