今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業から、マツダの新型CX-5です。
全車マツダコネクトの専用ナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
純正スピーカーは16センチのフルレンジスピーカーで・・
ダッシュにはツイーターは付いておらず、先代にあったダッシュのグリルも無くなっているので、ベーシックパッケージのための様なダッシュの作りです。
BOSE仕様はピラーにグリルが付いているそうなので、標準仕様はスッキリしたデザインです。
ピラーを一度取り外して、ピュアディオブランドのPSTケーブルをはわして・・
スタンドを使って25ミリサイズのATX-25ツイーターを取り付けました。
ツイーターの写真を撮り忘れたので、先月の札幌店の作業の写真で代用します。
もう一枚撮り忘れたのが車両アンプの部分で、こちらも札幌の画像から直接信号をPSTケーブルで取り出している所です。
ドアスピーカーは16センチのフルレンジが最初は付いていたのですが、音質アップしようとディーラーでオプションのダイアトーンのコアキシャル2WAYスピーカーに交換されていたのですが、あまり音が変わらなかったという事で宇部店に来店されていました。
ここをツイーターの配線をカットしてミッドとして使い、そこにATX-25と合わせて2WAYにする方法と、純正フルレンジに戻して2WAYにする方法がありますが、ダイアトーンは音にクセが強いので出来れば純正に戻したいとお話しました。
しかし外された純正はディーラーで捨てられたみたいで、純正に戻す案は無くなりました。
そこでJBLのGX600Cのセパレートスピーカーの16センチミッドに交換して、純正ミッドより解像度が高くて、クセの無い音にする事にしました。
ダイアトーンのコアキシャルを外すと、ちょうどJBLの16センチに合うインナーが付いていたので、それをそのまま使用しました。
新型のCX-5の取り付け実績はあるものの、前回はいきなりアウターでISP-130だったので、今回のインナーとは全く条件が違うので・・
ピュアコンのパーツの組み合わせを一から探り出しました。
入庫した時はトレブルのみ上げてかったるい状態を緩和していたのですが・・
ベーシックパッケージとJBLミッドを装着した後には低音を1クリック下げて、高音を1クリック上げた所が最も生音に近い状態になりました。
完成後に外でエンジンをかけて、お客様に音を確認して頂きましたが、ダイアトーンスピーカーに比べて全ての音域に対して改善がされていて、仕上がりにとても満足して頂きました。
お客様がお聴きの音源の中には自分とお付き合いのあるアーティストさん2名の楽曲があって、どちらのアーティストの方も実際にお会いして生声やPA無しの生演奏を聴いている方で、しかもデモカーに乗って音を聴いて頂いている方でした。
ボーカリストのKさんは、「まるでマスタリングの時にスタジオで聴いている様だ。」と言われていましたが、マスタリングを行なったスタジオの音は別なアーティストさんのマスタリングの時に立ち合わせて頂いていて、そこの音色は熟知しているので、当然といえば当然です。
そんなアーティストさんとのお付き合いがあってのこの音になったという事をお客様にご説明して、納得されて宇部店を後にされました。
サウンドピュアディオが作る音は、コンサート会場にまめに足を運ばれる方には、とてもツボにはまる音がしています。
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Posted at
2017/05/08 11:15:33