今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、スバルのレガシィアウトバックです。
カロッツェリアの8インチ楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、前後のドアのベーシック防振の施工のトリプルパッケージの作業を行いました。
まずはフロントドアの内張りを外すと、防水シートにはゴムが貼ってあり、外からのロードノイズの進入を軽減させています。
外板裏は何も貼ってなくて、ロードノイズが入りやすく、スピーカーの音にも残響が残るので、防振メタルと防振マットを貼り合せて鉄板の振動を抑えます。
防振メタルは入り組んだ部分のカーン!という高い響きを抑えるのに効果があります。
リアドアの内張りも外して、裏に同じ様な施工を行ないます。
リアにもゴムが貼ってあって、ロードノイズの進入を防いでいますが、手前の外板裏の防振でノイズを抑えるので、より静粛性が増します。
前後のドアの内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
次にインパネを分解して、楽ナビを一度前に引き出して、裏から音信号を取り出してPSTケーブルでグローブボックス下に送ります。
MDF板を敷いて、その上に現行レガシィ専用のブラックボックスとコイルを貼り付けます。
MDF板とベニア板や目がある普通の板とは微妙に音質が違うので、ここはコストがかかっても材質は選んでいます。
それと今回はピュアコンのブラックボックスを4000円プラスのRRタイプを使用しています。(RRタイプの詳細は追記にて詳しく書き込みます)
ダッシュの上には中高音を鳴らすスコーカーが付いていますが、ここはピュアコンを通して中音のみの再生にして、高音は角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで再生します。
これでフロント3WAYのワイドレンジ再生が可能になりました。
またドアの16センチスピーカーは中高音に制限を加えて低音メインの再生にして、インピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせているので、純正スピーカーを使っていてもかなり音質が良くなっています。
エージングCDを数枚再生してスピーカーを慣らして、楽ナビのイコライザーを数ヶ所1クリック動かして音を整えました。
同じ楽ナビに純正スピーカーに、ベーシックパッケージと前後のベーシック防振により、アウトバックは高音質のアップと静粛性をアップさせて、より快適な車へと変身しました。
追伸
ピュアディオカタログにはピュアコンのページで3種類のピュアコンが掲載してあります。
当初はベーシックパッケージなどで使う標準の24000円の物と、JU60で使用する純銀コート線を使用した37000円の2種類が用意されていました。
以前のJBLツイーターを使用したベーシックパッケージでは標準のブラックツイーターにプラスして、グレードが上のシルバーツイーターが追加料金を払えば選べるという事が出来ましたが、現在のベーシックパッケージではツイーターが1種類なのでアップバージョンが選べないというご不満をお客様から頂いていました。
そこでJU60用のパーツを一部使用したRR(リファレンス・レジスタ)タイプをご用意して、ツイーターの音のきめを細かくしています。
ベーシックパッケージの価格に4000円と税プラスで入れ替え出来て、そちらを選ばれる方が増えています。
また一部のプレミアムサウンド車のベーシックパッケージでは、最初からRRタイプが標準装着の場合があります。
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