今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、トヨタの現行プリウスです。
カロッツェリアのサイバーナビとトレードインスピーカーが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージの作業を行いました。
ドアにはコアキシャルタイプの17センチスピーカーを前のお車から移設して取り付けてあって・・
ネットワークが鉄板に貼り付けてありました。
ネットワークは取り外して、ミッドのみ鳴る様にして、車内からピュアコン通しの信号が来る様にしました。
ダッシュにはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付けて、いつもはスコーカーと合わせて3WAYにするところを、今回はスコーカーを鳴らさず2WAYとして使用しました。
通常は行わない組合せなのですが、どうしてもお客様からこのスピーカーで一度鳴らして欲しいとの事だったので、普通の組み合わせと違うパーツの組み合わせでピュアコンの値を探りました。
運の良い事に前日プリウスPHVのプレミアムサウンド様に沢山パーツを用意していたので、それを使って通常とは違う組み合わせを探りました。
音が決まったものの、どうしてもトレードインスピーカーなので400ヘルツ付近が薄く聴こえて、スピーカーを交換するのか防振をプラスするのかを一度お客様に相談して、やはり愛着のあるスピーカーで鳴らして欲しいという事で、ベーシック防振の作業を行いました。
内張りを外して、外板裏にどの場所に何の材質を貼るかをマーキングして、防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
現行プリウスは発売されて直ぐに実車を買って、データー取りした後にイベントで使用した後に売却して現在はありませんが、きちんとツボを探って手順書が作ってあるので、ドアが重たくならず、エアバックセンサーにも影響しない場所を選んで防振材を貼っています。
そして再びイコライザー調整に入ったら、防振の効果で最初よりも極端なイコライジングをしなくても音がまとまりました。
車が仕上がって、お客様の好きなクラッシックのコンサートのDVDで試聴して頂いたら、「コンサート会場にいるみたいです!」と音の変化に驚かれていました。
年間何度もアクロス福岡のシンフォニーホールでコンサートを聴いているので、会場で聴いている状態は常にイメージ出来ます。
お客様は島根県の山口県の県境とはかなり離れた所から起こし頂いていて、最初はピュアディオの製品がそんなに音がいいのかな?と半信半疑だったのが、今回の作業で本当に生音に近くなるから驚かれていました。
次はドアスピーカーもピュアディオ推奨モデルに交換して、もっと生音っぽくして頂きたいですね。
長い道のりも帰りは別世界で、道中が楽しみだと言われて帰られました。
追伸
そういえばプリウスのタイヤがブリヂストンのレグノGR-XIに交換してありました。
長距離ドライブはタイヤの銘柄とオーディオのセッティングで全く快適さが変りますね。
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Posted at
2017/07/02 14:48:37