先日福岡で滞在する時に使っているエアコンのルーバーが壊れた事を書き込みましたが、今度は宇部店の製作室のエアコンが壊れてしまいました。
ここはナノレベルの高度な測定を行っていて、温度による誤差を無くすために一年中25度ぐらいに気温を保っています。
直ぐに業者に新しいエアコンを付ける工事を頼んだのですが、何日かはエアコンが使えないので、隣のピットの200Vエアコン2台を強くしておこぼれを頂戴して気温を保ちました。
24・8度の湿度52%ですから、問題無くナノレベルの測定が出来ます。
ちなみにピット側にも製作の机があって、こちらは3月に入社した女性社員がパーツが入荷した時の検査と、左右の値をピッタリ合わせるペアリングと、こちらで製作した製品をパッケージングとラべリングを行っている場所です。
こちらは24・3度で湿度50%のやや低めですが、24度から25度で作業をするという印がデジタル温度・湿度計に貼ってあります。
いくら高度な測定器でも気温が高かったり低かったりすると誤差が出るし、一日中使って測定器が熱を持って来るとナノレベルでは誤差が出て来るので、タイマーで時間が経つと電源が切れて、クールダウンしてからもう一度使う様にしています。
ちなみに外でバッテリー交換などを行っている6台入る大型のカーポートでは・・
気温が35度の湿度45%でした。
暑いので屋根に水を撒いたら・・
33度と2度下がり、湿度は47%で2%ほど上昇しました。
ちなみにバッテリー交換に来店されたセレナのお客様は広島県福山市からお越し頂いていて、パワーアンプやチャンネルディバイダーを含むシステムなので、純正バッテリーからボッシュに交換した時の音調整も含めて当店で購入される事になりました。
宇部店にはいたる所に温度・湿度計が置いてありますが、電子部品の計測の正確さ以外では、防振作業の時のくっ付き具合に差が出て、高温多湿や低い温度で乾燥しているピットで作業した他店防振は剥がれの原因になっていて、手直しの作業もこれまで何度も入って来ています。
宇部店は1980年代から営業していて、以前は防振材のくっ付きが悪いとか、半田の乗りが悪いとかで季節によって完成度に差が出ていました。
1990年代になってからは温度・湿度管理を行い始めて、一年を通してムラが出ない作業になるように気を使っています。
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Posted at
2017/07/20 19:04:01