今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、BMWの3シリーズのワゴンです。
異形パネルの専用オーディオにスピーカーの交換を行っていましたが、ドアのスピーカーが他のスピーカーとしっくりマッチングが取れないので、今回ISP-90に交換する事になりました。
こちらのお車には以前国産車に取付けられていたピュアディオブランドのユニコーンツイーターを移設して来て、それと合わせて使われていた13センチミッドが付かなくなったので、BMW用の3穴のスピーカーで対応していました。
ユニコーンツイーターという名前の由来は後ろに一角獣の様な角があるからで、JU60の前の推奨ツイーターでした。
ツイーターが特殊なために某メーカーの高級トレードインスピーカーとも100%マッチングしていなくて、取り外してピュアディオブランドのISP-90と交換しました。
元々付いていたスピーカーはBMWの3穴そのままのサイズだったので、鉄板側にレインガードを取付けて裏が濡れない様にしていました。
それよりサイズの小さいISP-90は、室内でボックスに組んで、1週間程度の鳴らし込みを行って、スピーカーがこなれて来た頃にお客様のお車に取付けます。
ISP-90の鳴らし込みでは何度もローパスのコイルを交換して、レンジを広げたり狭くしたりを繰り返して、短時間で良い音が再生出来る様に鳴らしています。
そして純正位置に組み込んで、スピーカーサイズに比べてグリルが狭かったのが、開口面に対してちょうど良いサイズで収まりました。
組み立てが終わって音が出る様になったら、いつも聴きなれた調整用CDを使ってピュアコンのパーツを交換して音を追い込みます。
BMWの3シリーズはMスポーツとラグジェアリーで音の鳴り方が違って、ラグジェアリーの方がセッティングで苦労します。
その理由はラグジェアリーはシートの底が厚くて、床下ウーファーとシートの底との距離が短く、ウーファーとの空間に余裕があるMスポーツの方が簡単にマッチングが取れます。
しかしそんな事もあろうと予めうちのデモカーは3シリーズのラグジェアリーを買っていて、ツイーターがユニコーンとJU60の差があるものの、短時間でピークの値にたどり着いて、「えっ!こんなに早く出来たの?」と、ちょっと暖簾に腕押しみたいな感じでした。
それでも実車を買って仕事の合間に何カ月もかかって追い込んだセッティングですから、それまでにかかった苦労は並大抵のものではありません。
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Posted at
2018/02/02 09:19:21