先週の金曜日から土曜日にかけては、宇部店でパワーアンプのチューニングを行っていました。
JBLのウーファー用のモノラルアンプで、モデルチェンジ前の価格の安い商品を買い込んでいて、ピュアディオカタログのパッケージに掲載されている商品なので、これが無くなってしまい数万円値上げという事は出来ないので、前もって買い支えていて、カタログ価格に偽り無しという状態を貫いています。
そのアンプも中身を開けてチューニングして音の抜けを良くする事があって、金曜日の午後にチューニングをスタートさせて、途中接客を行ったり、業者との打ち合わせで抜けたりして、結果的に土曜日の昼前に仕上がりました。
基盤が大きい割には小さな部品が付いていて、本来もっと大きいパーツで試作品を作りながら、最終的にコストの関係で小さくて値段の安いパーツに替えられたのではないかと察して、19カ所のパーツを取り外して、大きくて高性能の物に交換しました。
青い丸の部分を交換していて、チューニングはRCA入力限定で、使わないハイインプットの部分はそのままにしてあります。
元々の基盤の裏は純度が低くて、低い温度でも溶ける安いハンダが使ってあって、ここも最初の試作品ではもっと良いハンダを使っていただろうと、導電率の高いハンダに差し替えます。
再ハンダして半導体を痛めそうな場所や、ハイロー部分とか逆接防止回路などRCA入力で関係ない場所は避けてハンダし直して、放熱用のグリスも効率が高い物に替えて、ケースに組み付けて行きます。
途中抜けたとはいえ約一日かかってチューニングして、接続して音が鳴った時に社員から「おーっ!」という声が上がり、チューニング前に動作確認した時に比べたら音が変っている事に驚いていました。
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Posted at
2018/03/19 13:38:19