昨日の昼にハンダ小手のGOOTブランドの大洋電機産業の方が宇部店に来社されました。
普通カーオーディオの販売店では使わない様な高級なハンダ小手を何台も購入しているというのを工具屋さんから聞かれて、「どういう使い方をしているのだろう?」と思われて、来社して見てみたいという話が出来てきました。
ハンダ小手はピットに三ヶ所、製作室に二ヶ所で、1本の場所もあれば2本3本の所もあり、合計8本のハンダ小手が毎日稼働しています。
全てのケーブルがその車でピッタリの長さになるために末端処理をしていて、そこでロスを出さないために高額な工具を使っているのは、お客様に少しでも正確な音で聴いて頂きたいからです。
自分は小学校四年生で組み立てラジオを作るために初めてハンダ小手をを持って、中学・高校はアマチュア無線のアンテナや後付けの回路を作るためにハンダ小手を使って、19歳からは職業としてハンダ小手を持ち続けています。
ただし、その付け方は自分が経験上で良いと思っている方法で、完全な自己流で、それが合っているか、ハンダの配合は合っているをメーカーの方が見られて、ほとんど合っているか事が分かりました。
ただ一ヶ所合っていなかったのが、SKY3のケーブルの末端の焼き付けを行なっている秘伝のハンダの槽の温度と配合が合っているものの、入れているハンダの量が少なくて、熱が簡単に上がりやすい反面、ヒーターが焼き切れる可能性があるというのを事でした。
そこで理想の配合のハンダをあれこれと追加して、ハンダ槽の量を増しました。
メーカーさんが帰られる前に『日本はんだ付け協会』が有るというのを教えて頂いて、自分は長年経験で知らず知らずのうちに理想のハンダ付けが身に付いているので、息子にはここの研修を受けさせて、何故そうなるかの理論を知って欲しいと思いました。
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Posted at
2018/03/27 07:57:16