今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ホンダのアコードです。
全車ホンダ純正の上下2画面のナビオーディオ付きのお車に、フロント2WAYのスピーカーとイコライザー付きのDSPアンプの取り付けと、ドア防振の施工を行ないました。
まずはドアの内張りを外して、防音ゴム付きの防水シートを剥がして、裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
ゴムだけでは密閉度が低いので、のシートの下にはサービスホールを塞ぐ防振を行いました。
外した内張りの裏には白い吸音フェルトが貼ってあり、それを一度外して内張り裏にセメントコーティングを行いました。
ドアの中にはインナーバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
2001年にZSP-MIDを発売した時にはアウターバッフル専用設計の指向性の強いタイプでしたが、それから15年が経過して、インナーでという需要が増えて来て、現在のLTD15のインナー・アウター両用設計の物を発売しました。
ツイーターはJU60をダッシュにワイドスタンドを製作して取り付けて、ピュアディオ推奨モデルとしては最高級の2WAYスピーカーが取り付けられました。
グローブボックス下にはフルレンジ信号を中低音と高音に分配するピュアコンを取り付けて、今回の取り付けはインナーバッフルのために、いつもよりもコイルの巻き数を少なめにして、ミッドからのツイーター音域の手前の音を伸ばし気味で再生させます。
ホンダ純正ナビの音調整はバスとトレブルの2つですが、ピュアコンで音を追い込んでいるので、それほど不満なくなっています。
そこから7バンドのイコライザーアンプで音を細かく調整して、更に音を磨き上げて行きます。
バンドは7バンドでも動かす周波数が自由に選べるパナメトリック方式なので、31バンドのイコライザーのうち7バンドしか動かさなかったのと理論上は同じ動き方になる・・ と思ったのですが、周波数の動かす場所が31バンドの中間の周波数が出せるので、実際には表示で見えるよりも細かい調整が出来ます。
またプロセッサー本体は中を分解してチューニングしてあるので、通常販売されているモデルよりも音のクオリティーは高いです。
アコードの調整が終わった頃にお客様が様子を見に来店されたので、同乗して試聴して頂きました。
純正のミラー裏のツイターは向きが反れているのと、JU60は外に音が広がる上質な外ドームタイプなので、同じデッキで鳴らしているのに全く別な音の鳴り方になりました。
以前乗られていたお車が後付けデッキでアウターバッフルだったので、純正デッキでインナーバッフルではそれほどでもないだろうと思われていたそうですが、予想していたより音が良かったので、驚かれていました。
「アウターだったらまだ音が良く鳴るんですか?」と聞かれましたが、「はい、もっと良くなります。」と自信をもって答えました。
追伸
アコードはマイナーチェンジでタイヤがレグノに変更になったそうです。
最初からレグノだと音が静かなので、オーディオの音にも邪魔になりませんね。
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