異型パネルの専用オーディオ付きのお車に、以前ベーシックのWパッケージの施工をして頂いていましたが、今回はシステムアップでドアスピーカーの交換と、防振面を増やす作業を行いました。
セメントコーティングを行う前の内張り裏はツルツルで、そのまま塗る訳には行かないので、一度機械を使って表面ンに粗目を付けて剥がれない様に処理をします。
手作業でランダムに厚い薄いを作りながら塗って行き、時間をかけて乾燥したら出来上がりです。
以前から井川ブログをお読みになっている方はお分かりと思いますが、ここ1年でセメントコーティングの施工比率は2倍ぐらいに増えていて、特に札幌では冬の断熱効果が期待出来るために施工比率が高くなっています。
本来は音質アップだけのつもりで考案したセメントコーティングも、静粛性アップや断熱性アップの2次的な効果があるのと、最近の車のドアのプラスチックがあまりにペラペラなので、その辺りもあって施工される方が増えています。
防振作業が終わったら次に16センチを13センチに変換するインナーバッフルを製作して、スピーカー裏が濡れない様に金属シートでレインガードを作ります。
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けて、周りにシール材を貼ったら内張りを組み付けます。
ZSP-LTD15は当初200セットのリミテッドモデルの予定でしたが、インナー・アウター両用という部分が人気が高くて、200セットが既に販売終了して、次に生産した200セットから現在は販売しています。
外見は入庫前と同じですが、ドア内がフル防振となり、スピーカーも最上級の物に変わっています。
ツイーターはこれまでと同じATX-25ですが、ドアからの高い音がこれまで薄かったのが濃くなり、ツイーターのレンジは少し狭くしてドアスピーカーに受け持たせる音域を広くする様に変更します。
各スピーカーの周波数レンジはグローブボックス下のピュアコンのパーツの変更で行って、S660にピッタリの値を探しました。
純正オーディオのバス・トレブルはセンターは両方同じ位置でも十分音楽が楽しめて、クセがなくて効率の高い音になっているというのが実感出来ます。
ノーマル状態に比べたらべーシックのパッケージで音質アップしたところから、もっと繊細で音が濃い状態に改善して、S660は納車されました。
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